「わっ…、せ、先輩…。」
限界ぎりぎりの尿意と闘う花崎が、降ってくるように倒れ込んでくる。
申し訳ないと思いつつも勃起してしまっている状況下、罪悪感この上ない最中でも咄嗟のことで怪我をしてしまわないように支えようとする。
偶然とはいえ、しっかりと触れてしまう花崎の身体。
柔らかくすべらか…、張りのあるその柔肌が五指に張り付いてくるよう。
そこにほんのりと赤らみ、汗ばみ、甘酸っぱいような匂いが混ざれば、どんな男でも手を止めずにはいられないほどの魅力を放っていた。
確かに触れているにもかかわらず、払われたり、すぐ立ち上がろうとはしない花崎。
本当に余裕がないのだろう。
半ば発狂気味に珍しいくらいに声を荒げ、放尿行為の補助、及び見られることを公言している。
花崎に向けられて飛ぶ卑猥なヤジ、襲った…枕営業…、マンコ…。
無意識に反応する股間を、花崎に押し付けてしまったいた。
偶然、腕を下敷きにする形で乗っかっているその身体を、揉むように撫でてしまっていた。
(なんて…柔らかいんだ…。先輩…。おっぱいも…綺麗…乳首が、あんなに勃起してる…。)
はっと我に返れば一人で首を横に振り、改めて支えるように力を込めた。
(俺は何を考えているんだ…、俺は他の奴らとは違うんだ…。
こんな、こんな変態達と、俺は違う…。)
勝手に一人で脳内格闘を展開しながらも、結局股間は勃起。
それも無意識に腰を押し付けていることを理性は理解していなかった。
とはいえ、この状態を放置できないと考えれば、次の動作のことへも頭を回し始める。
そんな時に、
「おら…、言われた通りに手伝ってやるよ…。しっかり捕まれよ…?ふふっ。」
再び筋山が重い腰を上げると、シャツの袖をまくり上げる。
弛んだ脂肪を晒す中年連中とは違い、筋山は着衣越しでもシルエットが見えるほどに引き締まった身体をしている。
浮き上がる血管、筋繊維の影、力づくで抑え込まれたのなら大抵の女は諦めるしかないだろう。
それほど、社内でももっとも「雄」を感じさせる男ではあった。
斎藤に倒れ掛かったままの花崎の腕をぐっと引き上げると、
「斎藤、お前にも手伝わせてやる…来い。」
そう声をかけるとにやりと笑みを浮かべ、花崎の右脇腹あたりに腕を回し左の腋の下に頭をくぐらせる形で抱き起す。
豊満な柔らかい膨らみ、左胸のすぐ横に筋山の顔。
少し顔を振れば花崎がそのふくらみを突き、刺激しそうなほどの距離感、密着感。
「汗でびちゃびちゃじゃねぇか…惨めだねぇ…。」
禿田や汗本とは違う、セクハラじみたアプローチはないが、逆に惨めさを際立たせる筋山の口撃。
胸元、腋…女性にとって最も汗ばみそうな個所を、サポートとは言え男の頭に押し付けるような体勢で抱き起される。
自身の意識と体力で体勢を作れない花崎だ、よりその汗の量は増えそうというもの。
そして、さらに。
「しっかり捕まってろよ?落ちるぞ…?あら…よっと…。ほぉら、これなら安心してできるだろう…?」
そしてその状態から少し腰を曲げると、両腕は膝裏を抱えて一気に持ち上げる。
M字開脚…。
それも大柄な男に抱きかかえられた状態で、周囲にありとあらゆるものを晒して見せつける羞恥の極み。
当然、何とか隠してきた割れ目…女性器…マンコ…、は丸見え。
「おぉ…すっげぇ…。」
「え、毛は…?濃いの??」
「ちょ、やばくね…?アナルまで見えそうなんだけど…。」
こぞって姿勢を低くし、下から下からのぞき込む下衆たち。
そして、筋山はこう続ける。
「斎藤…、お前がジョッキを花崎の股間に当てるんだ…。
零れないようにちゃんと見てないと…、この部屋がしょんべんまみれになっちまうぜ…?」
その言葉にさらにざわつく周囲。
動揺が隠せない斎藤。
「え、いや…そんな…俺…。でも…。わかり…ました…。」
抱きかかえられた花崎の股間…その正面、特等席に陣取る斎藤。
遠慮がちにあてがうが、「それじゃ飛び散って零れるだろうが。」「花崎がシャワーみたいなしょんべんするかもしれないだろっ。」と、間接的に二人同時に辱めを与える筋山の言葉に、さらに距離を詰め、ジョッキ越しに割れ目の奥まで覗けるほどに密着し、ジョッキをあてがった。
羞恥…羞恥…羞恥…。
人としての尊厳を踏みにじるほどの筋山の行為に、宴会は大盛り上がり。
「ほれ、早くしないか花崎…みんな待っとるぞ。」
品のない煽り、汗本。
汗ばむ額に少量の髪を張り付かせてにやりと笑みを浮かべる禿田。
意を決して放尿…そうなりそうな瞬間にさらなる地獄へと突き飛ばす筋山が、花崎の耳元でささやく。
「あのスマホ…わかるか…?
こっちを向くように立てかけてる奴だ…、あれは今動画で撮ってる…その意味わかるよな…。
くくっ、もっと楽しませてやるよ…。
このしょんべん…、こぼさずジョッキに注げたら…、斎藤に飲ませてやる。
それが嫌なら合図しろ…、見られながらのおしっこ気持ちいいって…馬鹿な言葉叫んで腰をずらせ。
少しでも飛び散ったしょんべんを斎藤に掛けれたら…、「斎藤に飲ませるのは」勘弁してやる。」
卑劣、姑息、あらゆる侮蔑の言葉を並べても足りないほど、筋山の魂胆は腐っていた。
禿田や汗本の行為が軽いセクハラだとでも感じそうなほどの差。
そしてここでもタイミングが悪く…、返答をさせる間を与える前に、斎藤の抱えるジョッキが少し滑り、飲み口が幸か不幸か、割れ目の敏感な部分を擦り上げてしまう。
【飲み会後の展開もそれはそれで考えておかないといけませんね。
あ、もちろんタイトルは飲み会で辱められる、なので、飲み会でおしまいにしても良いのですが。
継続をご希望されるならという意味で。
毎度大人数の中でどうこうなるというのも、なんちゃってリアリティに欠けてくるような気はするので、時には数人、あるいは1対1のやり取りのシーンがあるのもいいのかな。
その辺はまた相談ですね。
「「あのスマホ…わかるか…?
こっちを向くように立てかけてる奴だ…、あれは今動画で撮ってる…その意味わかるよな…。
くくっ、もっと楽しませてやるよ…。」」
このセリフに関しては、動画の存在が後出しの方が良ければ触れずに、ありきで進めてよければ描写の中で知ったような描写を混ぜていただければと思います。
どちらでも結構です、花崎さんの股間が疼く方を選択されてください。
にしても、全裸放尿の動画を撮られたら…どうなんでしょうね。それでも警察に…駆け込む勇気…でますか?
私は泣き寝入っちゃいそうですね…。
筋山に関してもこのスタンスかなと思っています。
個性を出したいとまでは言いませんが、性的な目で見る度合いにキャラごとに差があっても良いかなとは思うので。
その上で好みのキャラの登場の頻度を上げていこうかなというような感じです。
みんな同じ頻度で登場し続けるとそれこそぐちゃぐちゃしちゃいますしね。
今回はどっちかっていうと、私が好きに描いちゃった回かもしれません。
お気に召すと良いのですが。】
※元投稿はこちら >>