車の中で私は幼少期にタイムスリップする・・・。
忌まわしい過去の惨劇・・・不潔なおじさん達に輪姦されたあの時に・・・。
最初は好奇心から通販で買ったバイブだけだった。
しかし、安全に手に入ると欲望はコントロール出来ない。
服も脱ぎ捨てた様に、あの時を再現する様に淫具を買い揃えてしまった。
今ではこのスタイルでするオナニーが定着していた。
普段はこんな風になる事は無い・・・しかし、条件が揃うと自分では抑えられない
特に今夜は、間隔が少し空いた上に強烈な腐敗臭を嗅がされてしまいタガが外れて
しまったのだ・・・。
こんなリスクを伴う事をしてしまうのは、あくまでも一馬さんに愛されたいから。
もし、こんな性癖を私が持っていると知ったら一馬さんは離れてしまうだろう・・・。
それだけは避けたいのだった。
今はお義父さんとは、程よい距離を保てて別居している。
お義母さんも入院中で、外出のチャンスを与えてくれている。
とても、こんな痴態を一馬さんには知られたく無い・・・。
だから、こんな場所でしていたのだ。
よもや、お義父さんが追跡して一部始終を見られていたなんて想像出来ない。
私は週末からのストレスを解消出来た満足感に浸っている。
嫌だったはずの輪姦は、私の中で快楽になってしまっていた。
それは、無理矢理仕込まれたモノで有り決して自分から求めたモノではない。
苦痛を快楽にアドレナリンに変えられ、元々深層心理に有った被虐心が
あの時の屈辱を刻み込んでしまった・・・。
でも、いつまでもこんな事してはいられない・・・。
一馬さんとの妊活も始めなければならない時期に差し掛かる。
私は衣服を整えて、帰路についた・・・。
自宅に帰ると、まだ一馬さんは帰っていなかった。
今日も残業の様だ・・・。
私は自分の仕事もあるので、軽い夕食を用意してお風呂に入って
布団に潜り込む。
私が寝息を立てる頃、一馬さんが帰って来た様だ・・・。
用意した夕食を食べ、洗物をしてお風呂に入って隣に来た。
夢うつつだけど、私を労って髪を撫でてくれた・・・。
私が何もかも、打ち明けた方が良かったのかも知れない・・・。
罪悪感と背徳心を感じながら深い眠りに堕ちていく・・・。
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