【景子さんの真意を汲み取れず先走った発言をしてしまい、申し訳ない。
取り敢えずオナニー動画を撮影して脅迫、というのは止めてもう少しネチネチと景子ちゃんをセクハラ責めしますね。】
(ゴミ箱の蓋を開けた時の景子の反応……少し尋常じゃない感じだったな。
発作を起こしていた?
だが恍惚とした表情にも見えた。)
一輝は車を走らせながら、景子の事で頭が一杯になっている。
(景子が幼少期の体験から対人恐怖症になっているという話は、初めて景子の一家がウチの隣りに引っ越して来た時に、ご両親から聞かされた事がある。
だが景子のトラウマの原因は、確か学校のクラスメイトの虐めだった筈。
何故生ゴミの臭いで発作を……?)
一輝はそこまで考えて、フト先日読んだ体験談が頭をよぎる。
(まさかそんな偶然……。
だが輪姦された少女の年齢は10歳。
当時の景子と同じ年齢だ。
ゴミ溜めの中で集団レイプされた少女が景子なら、生ゴミの腐敗臭を嗅いで発作を起こしたのも合点がいく。
だが……まさか……な。)
一輝は公園に到着すると、駐車場へと向かう。
(おっと……この時間はさすがに誰も公園には来ないんだな。
まあライトアップされた夜景が綺麗な公園、という訳でも無いから当然か。)
一輝は駐車場の入り口から1番離れた隅に一台の車が停まっているのを確認すると、そのまま第一駐車場を素通りして少し高台にある第2駐車場に車を停める。
(スズキのラバン……。
間違い無い、景子の車だ。
だが駐車してる車が1台だけとはおかしいな。
浮気相手の男の車が無い。
……どうする?)
浮気相手がまだ来ていないとすると、景子の車に近付き過ぎるのは危険である。
後からやって来た浮気相手に見つかると、厄介な事になる。
そう思った一輝は公園の木の影から、少し離れた場所にある景子の車を観察する。
(ちっ、フロントはもちろんサイドまできっちりカーテンを掛けられてる。
これでは車内の……景子が見知らぬ男と浮気してる現場も見えないな。
だがこれで景子が何処かの馬の骨と浮気してるのは確定だな。
じゃなきゃ、わざわざ駐車場に来てからカーテン掛けて、車内を他人から見られない様にする必要が無い。
もう少し近付けば、カーテンの隙間から車内の様子を覗けそうなんだが……。)
浮気相手を近くで乗せてここでカーセックスしている可能性もあると思い、暫く待った後一輝はこっそり景子の車に接近する。
【景子ちゃんが駐車場に停めた車の中で、どんな格好でどんな風にオナニーするのか、楽しみです。】
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