家に帰ると、一馬さんは既に帰宅していた。
私の帰りが遅いので心配してくれていたみたいだ。
まさか、お義父さんの臭いで欲情して自分で慰めて来たなんて想像すらしていない様に感じる。
もの凄い罪悪感と背徳感が私を襲う・・・でも、こんな性癖話しても理解してもらえるはずも無い。
景子「うん、お義母さんはお元気でしたよ・・・お義父さんも何かとご不充だと思って・・・
ううん、大丈夫・・・帰道が少し遠くなるだけだから・・・」
私はそう言って今度は一馬さんとの食事の用意をし始めた・・・。
しかしその時、台所で生ゴミの臭いが鼻をつく、いつもは一馬さんが気を遣って捨ててくれていたが
今夜は私の帰りが遅く、そこまで気が回らなかったのだった。
一瞬、気が遠くなりそうになりいつものフラッシュバックかと思ったが、今日はさっきのお義父さん
との事を思う出してしまった・・・。
お義父さんが浴室に入る直前、汗と加齢臭で強烈に臭う下着を手渡ししようとして、床に落とした。
ブラウスにタイトスカートの私は、スカートは気にしていたが胸元のガードが手薄になっていた。
もう既に身体が反応していた私は今日は暑くて少しブラを緩めにしていた事を思い出し体をかわそうとした。
お義父さんの顔が近付き、胸元を見ていた気がした。
そして浴室に入って行ったのだ・・・少し笑いを浮かべて・・・私は気のせいだと言い聞かせて脱衣場を出る。
私はエプロンをして、少し胸元にも気を付けようと思った。
そうこうしているうちに食事の準備も終わり、お義父さんが風呂場から出て来た・・・。
ハンドタオルで前を隠してるだけの状態で・・・勃起もしていないのにだらりとペニスはタオルからでも大きさ
が判る程・・・私はまた顔に火が付いた様な気がした。
それから、ドンドン発情し出して・・・。
一馬さん「・・・景子!・・・景子!どうしたんだ?気分でも悪いのか?」
景子「・・・一馬さん?・・・ごめんなさい・・・何でも無いの・・・さあ、夕飯にしましょう」
私は無意識にシンクの角に腰を擦り付け軽く逝ってしまったらしい・・・。
一馬さんには感じないあの感覚・・・私はどうしてしまったんだろう?・・・。
こんな私の為に、週末は三人で外食しようと言ってくれた。
なのに・・・この不安はなぜだろう?・・・。
あの忌まわしい記憶は今でも一馬さん以外では恐怖が先に来てしまう・・・。
お義父さんは慣れているから?・・・。
じゃあ、今の不安の説明が付かない。
得体の知れない不安・・・少しずつ蓄積される罪悪感と背徳感・・・。
被虐性を植え付けられた私の心は徐々にその感度を上げていたのであった。
【一輝さん、おはようございます。
状況を補完して頂き、ありがとうございます。
外堀から埋められて行く感じが・・・萌えです。
今日も暑い様ですが、気を付けて】
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