「牛子ー、ちょっとこっち来い」
牛子と呼ばれているのは長い黒髪を目を隠すように垂らし、俯き気味の陰気な女子生徒、阿澄姫花。
いわゆる陰キャのくせに、胸はHカップもあり、男子から注目されているため、いじめの対象になっていた。
「ぅ、牛じゃな…っ」
「うっせ、コイツ。早く来いって、オイ」
意を決したように反抗しようとしても、頭を小突かれ、長い髪をリードのように引っ張られる。
連れてこられた空き教室の中に、ギャル達に囲まれた鈴木博之がいた。
「鈴木…くん…?え…っ、あっ、それ私のジャージ…?」
鈴木が手に抱える上下の紺ジャージ。
その胸元や腰のあたりにはネームが刺繍されており、紛れもない自分の名前が刻まれていた。
ギャルの一人がジャージを鈴木に押し付け、無理やり顔を突っ込ませる。
「ウケる、そこ股間のとこでしょw」
「牛子の公害レベルのマンコ臭やばそうwでも、クソ豚くんはご褒美じゃね」
「や、やめ…っ」
「声ちっさw牛子もお前のくっせえジャージ嗅いでもらってるんだから、ズボンくらい脱がしてやれよ!」
体育があった日のジャージ。甘酸っぱい少女の汗の香りが鈴木を襲う。
一生懸命抗議しようとした牛子は、後ろから蹴り付けられ、鈴木の足下にしゃがんだ。
「ご、ごめんね…、鈴木くん…」
嫌がる鈴木に謝りつつ、ベルトに手をかけ、ズボンを下ろしてしまう。
「キャハハハッ!さすが淫乱牛子〜、ズボン脱がすの慣れてるじゃん。」
「牛子のパンツ見せてやれよ、早く。」
空き教室が甲高い爆笑に包まれ、牛子にスカートを捲るように強要する。
「ぃ、嫌っ、です…っ。もうこんなの嫌…っ」
「何恥ずかしがってんの?こんな恥ずかしい乳ぶら下げといて。早くしないと、あの写真とか色々ネットにばら撒いちゃおっかな〜」
その言葉を聞いて、パクパク何か言いたげに口を開閉し、ゆっくり膝下丈のスカートを捲り上げる。
白い純白で装飾がほとんどない三角形の布が鈴木の目に映り込み、みるみるうちに阿澄の顔が真っ赤になる。
「あはっ、まじでやったし、ウケるw。デブ豚にいいもの見せたげるwほら、これ牛子〜」
阿澄のショーツに目が釘付けになっている鈴木に、彩佳がスマホの画面を見せる。
そこには、脱がされたのか地面に制服や下着が散乱し、全裸でダブルピースをしている牛子の姿だった。
ポーズだけは楽しそうだが、顔は泣きじゃくっており、笑っているのは一緒に写っている制服姿の彩佳たちだけ。
「な、なんでそれ、見せるのっ…っ!?誰にも見せないって…っ!!」
「いいじゃん、デブ豚には。アニマル同士だしさ〜w」
「アニマル同士ってなにw。あっ!デブ豚チンコ勃ってんじゃん!まじウケる、牛子のこと好きなん?」
またもや空き教室は爆笑に包まれる。
【いえいえ、素敵な始まりありがとうございます。
何かありましたら途中でもどんどんご相談ください】
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