「そんな事言ってくれるんだ…
今までの教師とは…違う。」
これまでの教師は高圧的なだけで何も少女に響く言葉はかけていなかったのだろう。ただ雑にスカート下にカメラを向けて盗んでいっては悦に浸るだけ。少女は気づいているというのに。己が馬鹿な教師の烙印を押されている事には気づいていなかった。
大人の責任にした言葉達。当然それは少女を懐柔する為の口実。何割かは嘘。しかしそれに救われる少女へのアドバンテージはしっかりと詰められていく…
「……あの猫のぬいぐるみ、取ってみる…
もし取れたら………脱ぐね?…」
!?
少女は自ら決断した。この時点で既に父への裏切りなのに。
貴方の駆け引きを聞いた後の発言。何かしら感じたのだろう。それは何?…
父の教えに対する反抗?少女自身の解放を求める気持ち?
…貴方へ父性を求める…気持ち?
グワッグワッグワッ… キュー… グワッグワッグワッ…
フックは上手くぬいぐるみの窪みに入り込み、上昇した後も落ちる事なく持ち上がった。
「あっ…落ちない…いつも落ちるんだけどな…」
グワッグワッグワッグワッ…
クレーンはぎこちない動きで景品取り出し口へ向かっていく…
「わぁ…取れちゃうかも…
? ハハッ(笑)もうw イケない先生だなぁw… 普通なら通報なんだからね?…」
少女は徐にスカート下を見下ろす。貴方のスマホが上向きで両脚間に入っており、内腿に触れ続けていたのだ。
そんな状況を確認するも、何故か少女は笑って流す…
グワッグワッグワッ…
落ちない…落ちない…落ち…
シュパッ!!…
《やったね!景品ゲットォ!やるぅ!
下の取り出し口から忘れずに取り出してね?》
「ハハッ(笑)取れちゃった(笑)良かったね?先生の勝ち…
…どうしよっか…ここで脱ぐ?先生がまずいならどこか目立たない所にした方がいいし…」
貴方の勝利が決まり、少女は意外にもあっさりとそれを認める。父の敗北も意味する勝利…
少女はやけに冷静な表情で辺りを見回している…
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