何度も足を踏み出そうとするものの、次の男の視線を確かめてから…そんな言い訳を繰り返し、ようやく歩みを進め妻の目の前に立つ。
「ごめん…待たせたかな…。」
何故か妻と視線を合わせることができなかった。
何か後ろめたい行為を隠し持っているかのような心境がそうさせたのか…。
誰もが目を奪われる妻を眩しすぎると感じたのか…。
「お腹…空いただろ…?何か食べに行こう…。」
ハプニングバーは食事の後…。そう思っていたものの、緊張し過ぎているのか食事が喉を通りそうもない。
喉と言えば先程から口の中までもカラカラに渇いているような感覚…。
「あっ…でも…ちょっと飲みたい感じだな…。バーって言うんだから…何かつまめるものくらいあるだろうし…。どうかな…?これから行ってみるって…。」
単刀直入に例のハプニングバーへ誘い、高木から聞いていた場所を目指して歩き始める。
『今日は見学だけだ…。見学だけ…。それだけでも十分刺激になる…。早まると二度と応じてはもらえなくなる…。』
妻と会話をしながらも、心の中では見学だけだ…見学だけ…と念じるように呟いていた…。
【良かったです…。とても魅力的な内容でしたので…。
好きと嫌い、服装や下着の種類、理解しました。
話の流れでこれは…とか、もっと…とかあれば仰って下さい。
こちらこそよろしくお願いします。】
【一応、省略されている部分を載せておきますね。】
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