「ホントに大丈夫か…?」
あまりにも憔悴した妻の姿に心配するも、その心の中に思うことはやはりフィッティングルームでの出来事。
『あんなに買い物を楽しんではしゃいでいた陽子がこんなに疲れて…。
あの二人…陽子に何をしたんだ…?』
性交渉でこれほど抜け殻のようになる妻を見たことがない。どれほど激しかったのか…どこまで辱められたのか…。
妄想にゴールなどなく、どこまでも深みにはまるように妻の淫靡な姿を思い浮かべていた。
「じゃあ…帰ろうか…。」
それ以上の言葉がなかった。妻を抱きかかえるように歩く。妻を気にしながらもどうしても回りの視線が気になってしまう。
妻に向けられる好奇の視線。男女問わず向けられるそれは、俊幸だけではなく妻の陽子も感じていたようで、視線を意識してしまえば自然とその言葉にも敏感になり、ヒソヒソと囁くような言葉すら耳に届いてしまう…。
「ブラがクッキリ透けて見える…。」
「ある意味、全裸よりエロいな…。」
「おっぱいでっけー!ユサユサ揺れてるじゃん…。」
「あの身体つき抱き心地最高だろうな…。」
「あのデカい乳に挟んでパイ擦りしてー。」
「あんな清楚な女って…実は犯されても喘ぐ好き者かもな…。」
聞こえていると思っていないのか言いたい放題の男達。その言葉が耳に届く度に腕を回した妻の身体がビクンと跳ねる…。
『陽子にも…聞こえているみたいだな…。賞賛の言葉しか受けた経験の無い陽子が…まるで蔑みのような言葉を浴びせられて…本心はどうなんだ…?』
今まで知らなかった我が妻の姿に驚きながらも、俊幸が望む行為を妻が受け入れて行く度に、まだ見ぬ妻が次々に現れてくるようで、それは楽しみであり、ある意味恐怖すら感じるほどに…。
「帰りは空いてるな…。座って帰れる…。」
僅か二駅三駅と言えども、座れる事に喜んだものの、空調の故障というのは計算外だった…。
蒸し暑い車内…不意に俊幸の鼻を突く淫靡な香り…。
『んっ!?この香りは…男の…。』
恐る恐る隣に座る妻を見るとじっとりと汗ばんだ胸元が見え、そこを手のひらでハタハタと扇いでいた…。
『そこから…。まさかそこから香っているのか…!?』
一瞬にして鼓動は高鳴り、興奮は一気に上り詰めていく…。
『やっぱり…やっぱり陽子は…。でなければこんなに香るはずがない…。』
改めて何かを確信したかのようにポケットの中のメモリーカードを握り締める…。
『この中にはいったい何が記録されているんだ…。』
フィッティングルーム内での出来事を気に掛けながら、妻の身体から蒸せ上る淫靡な香りに刺激されて、昨夜のハプニングバーでの淫らな姿までも鮮明に思い出し、昂ぶる心と身体は電車内であると言うのに、つい妻の身体に手を伸ばしてしまいそうな衝動に駆られる…。
穏やかではいられない昂りを辛うじて抑え込み、どうにか帰宅することができた私達夫婦。
汚されてしまった身体を清めたいのだろう…。妻は足早にバスルームへと姿を消した…。
「今なら…。」
ポケットから取り出したメモリーカードを眺めたものの、いつ妻がシャワーを終えて出てくるのかわからない危うさに、ギリギリの所で堪え、メモリーカードを書斎に置いてくるだけにとどめる。
シャワーを終えて出てきた妻はいつもの穏やかな笑みを携えていた。スッキリした表情に何かを隠そうとしているのかもしれない明るい笑顔。
食事の支度をする妻の後ろ姿を眺めながら、作られた幸せであっても、穏やかな時間を過ごすことができる今を楽しんでもいた。
「先に休むよ…。」
不意に口から飛び出した俊幸の言葉に、妻は『えっ!?』と言う表情を浮かべた。
熱を帯びた身体を今夜は夫である俊幸が貪るように慰めてくれるものだと考えていたのかもしれない。
しかし俊幸は例のメモリーカードが気になって仕方なかった。いつもならまだ眠ってしまう時間ではないと言うのに、何やら疲れた素振りを見せながら寝室へと向かう。
暫く時が経つと寝室に妻がやってくる。その気配を感じた俊幸は静かに寝息を立てながら眠った振りを続け、隣に妻が潜り込んできても起きる素振りは見せず、妻の深いため息を背中に感じながら妻が眠りに落ちるのを待つ。
『あれだけ疲れた表情を見せるほどに責められたんだ…。横になればすぐに眠りにつくだろう…。
今日はさすがに抱かれる事を期待していたみたいだったな…。
しかし…。陽子をあれほど…足ともおぼつかないほど責め立てるセックスをする男と…比べられるのはさすがにな…。』
もし仮に、自分よりあの男とのセックスの方が良いと思われたとしたら、淫らな心持ちの時であればそれは興奮にもなるだろう…。
しかし…冷静に考えればそれは…。屈辱でしかない事を俊幸は理解していた…。
背後に妻の寝息を感じ取ると、ベットを揺らさないように静かに抜け出し、足音を潜めながら書斎へと向かう。
「ついに…。フィッティングルームでの出来事が…。明らかになる…。いったい陽子は何をされたと言うんだ…。」
パソコンにメモリーカードを差し込み、カードの中のフォルダを開くと、目を覆いたくなるような惨劇が画面に映しだされた…。
「よっ…陽子がついに…他の男を受け入れて…。
あぁ…陽子が…他の男に犯される姿を…犯されていながら…なんなんだこの喘ぎ声は…。」
パイ擦りで一人を昇天させ、背後から突き上げる男に艶やかな声で鳴かされ、何を強いられたわけでもなく、自ら淫らな言葉を吐き出すその姿は、俊幸が知らない妻の真の姿だというのか…。
「まさかこれが…。陽子…?これが本当の陽子の姿だと言うのか…。」
驚愕の表情を浮かべながらも、画面を食い入るように見つめる俊幸の右手は、既にパンツの中で涎を垂らしながら硬く膨らむペニスを握り締めていた。
画面の中の妻の股間。色が変わるほどに下着を汚している姿を目にすると、静かに立ち上がり脱衣場へ向かい、洗濯機の一番下から今日穿いていたパンティを手に取り…。
「こんなにゴワゴワにするほど濡らしたのか…。
その上にまだ乾ききらない染みまで…。
男の我慢汁と陽子の愛液が交ざり合った…猥らな香りだ…。」
思わず鼻に押し当てて香りを楽しむと、漁り出したパンティを手にしたまま書斎に戻り、硬く膨らんだペニスに巻きつけるように握り締めながら動画の続きを…。
「陽子が…。逝かされてしまった…。全くの他人に…逝かされてしまった…。いったい何度逝かされてるんだ…。オマンコなんて言葉を…陽子が発するなんて…。それがいい…!?オマンコがいい…!?マンコが壊れちゃう…!?」
どの言葉もあの妻が自ら口にするとは思えない衝撃が俊幸の心を貫く…。
「こんなに…陽子のオマンコが拡がって…。口を開いたまま…。ヒクヒクと震わせて…。
知らない男に犯されていながら…陽子は…陽子は…。」
あまりの衝撃を受けたはずだと言うのに、俊幸のペニスは萎む事すら無く、自分自身が辱められたかのような錯覚を感じながらも、他人に犯されて汚したパンティに追い打ちをかけるように俊幸の精液を染み込ませていく…。
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