まるで高級ホテルのラウンジのように落ち着いた雰囲気のフィッティングルーム。
身体を預けると深く沈み込み、身体を包み込むような座り心地は、ここが靴店であることを忘れさせてしまうほど。
普通では考えられないスタッフ二人による接客も、余程高価な靴である事を聞かされると、それも納得できてしまう。
『破いたストッキングをそのままとはな…。』
目の前に配置された大きな鏡。痴漢を働いていた男は、まず始めに鏡に映るスカートの中でかくにんした。
まるで侍従がお姫様に接するかのような丁寧な接客は至れり尽くせりと言った感じで陽子の心をも満たしていく。
それが女性客を油断させて男二人による接客に抵抗を無くさせるための常套手段。
何気なく入ったこの店が一部の客には有名な店であることを陽子はもちろん俊幸すら知ることはなかった。
「奥様…誠に申し訳ありませんが…。」
指摘するかしないか…迷ったような素振りで口ごもるように発せられた言葉からフィッティングルーム内の雰囲気がガラリと変わる…。
「ストッキングが………。」
ストッキングが破けていることを指摘され顔を赤く染めて俯く陽子は、油断していたのだろう…いつの間にか力が抜けて開かれてしまっていた膝をピッタリとつける。
しかしそんな仕草も男達にとっては欲情を掻き立てる仕草になってしまう…。
「ストッキングが破れて…パンティを染めているなんて…それはどんなプレイなんですか…?」
左右の脚を左右に跪く男二人に持ち上げられて、逃げることも言い逃れる事すらできない陽子は、いとも簡単にソファーの上に脚を上げられてM字に開かされると…。
「そうですか…?染みって言うものじゃないとすれば…コレは…なんでしょうね…?」
開かれた脚の間に一人の男が顔を差し込み、鼻先を擦りつけそうなほどに顔を寄せて上目遣いに陽子の顔を見つめると、不敵な笑みを浮かべながら、大げさに鼻を鳴らすように息を吸い込むと…。
「ここからだったんですね…フィッティングルームへ奥様をご案内したときから異臭に気づいてはいたんですが…。」
鼻を鳴らしながら股間から発せられる雌の香りを楽しむように…。
「いい味がしますよ…この味は…欲情した雌の味…。」
太ももから股間にかけて下を這わせると、割れ目から溢れ出した蜜と唾液を混ぜ合わせたようにヌルヌルに汚した口元を陽子に見せつけるように…。
「優しそうな旦那様は…奥様の疼きを癒してはくれないのですか…?やりたくてもやってもらえない…欲求不満の味がしますよ…。」
まるで昨夜からの疼きを知っているかのような言葉。初見の他人が知るはずもない状況を指摘されると、自ら発する香りは本当にそんな香りがするのだろうかと思い込まされてしまう。
「どんどん溢れ出してきますよ…。」
股間に感じる湿り気が自ら溢れさせたものなのか…男の舌から与えられた潤なのか…。
股間に意識を集中させている間に、もう一人の男…そう…電車の中で痴漢を働いた男が背後に回り、ブラウスの上から豊かな膨らみに手を伸ばしていた。
触れるか触れないか…絶妙な微かに伝わる指先の刺激。それはまるで電車の中でパンティラインを探るように這わせられた指先の刺激のように…。
陽子の脳裏に、否でも応でも昨夜のハプニングバーでの出来事と、先程の電車の中での出来事がごちゃ混ぜになりながら浮かび上がる…。
「普通ならブラウスの下にキャミソールを着けますよ…。こんなにブラを透けさせて…男を欲情させて誘ってると言われても文句は言えませんよね…。」
サワサワと微かな刺激を胸の膨らみに与えながら、いつの間にか外されていたブラウスのボタン。
『電車の中では胸に手を回す余裕は無かったからな…。』
痴漢募集のコメントを見つけてから気になっていた胸の膨らみに、ようやく触れることができた悦びを荒々しく表現したい感情を抑えながら、絶妙なタッチの指使い…。
フィッティングルームの中で繰り広げられる男二人の羞恥責め。
その密室の行為が気になって仕方ない俊幸は、店の前の通路に設置された安物のソファーにこしをかけてソワソワしていた。
『もう…始まっているだろう…。痴漢を許した男に…密室になるとわかって委ねたんだ…。
今日は途中で止める俺が近くに居ない…。間違いなく陽子は…。』
初めて他人に抱かれる妻の姿を見られない事を残念に思いながらも、夫が居ない状況で無理矢理犯されるように受け入れてしまうことで、陽子にも言い訳を唱える逃げ道を作ることができる。
それと同時に俊幸以外の男を受け入れた実績も作ることができる…。
今後のプレイへのハードルを下げることに役立つか…はたまた逆に拒む方へと傾くか…。
ある意味、大きな賭けではあったものの、俊幸の欲望はそれを拒むことができないほどに膨らんでいた。
そんな俊幸の想いを知らない男二人と陽子の宴は、密室の中で粛々と進められていく。
「奧さん…やっぱり旦那に相手してもらってないんだろう…?どんどん溢れてくるよ…。」
口元を淫らに輝かせた男が股間を舐めながら囁き…。
「そうそう…旦那以外の男に悪戯されてるって言うのに…ほら…こんなに乳首を硬く尖らせてさ…。」
ブラを強引に押し下げられ剥き出しの豊かな膨らみと、その頂の突起に舌を這わされ、卑猥に濡れた乳首が痛いほどに尖っている様が鏡に映しだされていた…。
「もう…やりたくて仕方ないんだろう…?マンコも乳首も…もう嘘はつけないだろう…?」
背後の男が陽子の脇に両手を差し込み、力なく崩れ落ちそうな身体を支えながら立ち上がらせる。
「ブラを透けさせて…こんなヒラミニで…男を誘ってるようにしか見えないもんな…。」
股間を舐めていた男が立ち上がり、乳首に吸いつくと、背後の男はスカートを捲り上げて電車の中の再現と言わんばかりにパンティラインをなぞるように指先を這わせて…。
「奧さん…膝がガクガクしてるよ…。もう脚に力が入らなくなったか…?」
破られたストッキングの穴を更に広げるようにビリビリと音をたてて破ると、電車の中での行為と同じように硬いものを押しつけながらパンティの中に指を潜り込ませ、濡れた割れ目に指を差し込む…。
【おはようございます…。
背後からパンティを掻き分けて立ちバック…。早く挿し込みたくて仕方ありません…。】
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