【少し焦りすぎましたか…。
最後の部分を書き替えてみました。こんな感じで如何でしょうか?
この場面は、そろそろ切り上げて日常パートを挟みながら違う場面にと思いますが、陽子さんのタイミングで退店する描写を挟んでもらえたらと思います。】
『あぁ…堪らないよ…あの陽子ちゃんが…目の前で…こんなにいやらしい姿を晒しているなんて…。』
夫の俊幸の目の前で、自らその美しさを晒す妻の姿を見せつけられた男は、その欲望を隠そうともせずに、ギラギラした視線を妻に浴びせ続ける…。
「旦那様が理解のある方で良かったですよ…まぁ…でも…こんなに奥様が好き者じゃぁねぇ…旦那様も大変ですね…。」
俊幸が囁く言葉を盗み聞きしたのだろう…突如として妻の隣に陣取るように移動してきた男。
妻へも夫へも了解を得ぬままに、その手は妻の蒸せかえる身体へと伸ばされてきた…。
「こんなに好き者の奥様じゃ…さぞかし激しいセックスをなさるんでしょう…。奥様は可愛らしい声をあげますか…?それとも…激しく卑猥な鳴き声をあげますか…?」
男の言葉による羞恥。妻を辱める言葉を吐きながら、夫に抱かれていたはずの妻の身体はを男の手の中へ堕ちるように奪われていく…。
背後から抱き寄せるように脇腹を撫でていた手のひらは脇から両腕を前に回し、胸の膨らみの上を遊び回るかのように撫で廻し…。
「こんなに汗ビッショリ掻いて…奥様は敏感な方なんですね…。男達からの視線だけで…こんなに身体を熱くするなんて…。」
胸の上をを這い回っていた指先がボタンを外しに掛かる。目の前で繰り広げられる光景に俊幸の思考は完全に置き去りにされているかのよう。
ひとつ…ふたつとボタンが外され、汗で張りつくキャミが次第に現れると、肌に張りつくブラウスが妻の身体から剥ぎ取られていく…。
「おやおや…キャミソールまで身体に張りついて…ブラが丸わかりじゃないですか…。」
白いキャミは肌に吸いつくよう透けて、ブラまでもハッキリと浮き上がらせるように透けて…。
「この蒸せかえるような雌のの香り…匂いフェチには奥様のこの香りでちょうどいい餌になるんですよ…。」
いつの間にかソファーの周りを取り囲んでいた男達の中の一人に放り投げると、好みの香りを探すようにブラウスを掻き廻すように顔を埋め、目的の場所を捉えた男は人目もはばからずに下半身を剥き出しにして扱き始めた…。
香りを吸い込む鼻音…低く呻くような声を吐き出し…香りを堪能しながら自慰に耽る様を妻の目の前に晒し…。
「ほらね…奥様の蒸れたブラウスをオカズに…オナニーされちゃってますよ…。」
辱めの言葉と共に、男からの愛撫は遠慮なく続きキャミの上から胸の膨らみを楽しむように手のひらは這わされ…。
時にブラをも持ち上げるほどに硬く尖る頂をクルクルと弄り回すように指先が這わされ…。
「奥様の蒸れ臭はどこから発せられているんでしょうね…?
こんなに男達を引き寄せる雌の蒸れ臭…。もしかしてこの奥も…?」
太ももに這わせられる手のひら。夫の目の前で見知らぬ男に愛撫されてしまった妻は、俊幸に助けを求めるように切なげな視線を送ってくるものの、その弱々しく快楽に堕とされそうな女の瞳は俊幸にとって快楽を助長するものに…。
暫く自らに向けられる妻からの視線を楽しむと、他の男の腕の中から妻を奪い返すように抱き寄せる。
「陽子…凄くいやらしいよ…その男の人に悪戯される…見知らぬ男に…恥ずかしい姿を晒す…。俺の前で…他の男を悦ばせる陽子の姿が…それが…嬉しいんだ…。」
後から抱きしめ耳朶を舌先で転がしながら囁くと、妻を抱えたまま立ち上がり…。
「さぁ…陽子…その男の人に…蒸れ臭がする部分を確かめてもらうからね…。」
そう言うと後から抱きしめていた手を緩め、妻を男の前に差し出すように…。
「私も気になります…。妻の蒸せかえるような香りを放つ部分が…。
貴方の手で…スカートを捲り上げて…確かめてやって下さい…。」
屈辱だった…。あの日、一度は腹を立てた高木に対して妻を差し出すように述べてしまったこと…。
過去に何度か妻を口説いたと言う噂を知りながら…妻を差し出すようなM性を露わにしてしまったこと…。
『陽子が…高木の手によって…ブラウスを脱がされ…スカートを捲りあげられるなんて…。
悔しくて仕方ないはずなのに…しかし…それが堪らない刺激になるなんて…。』
心の中の葛藤が俊幸の身体に異変を表していた。小刻みに震える手は後悔なのか…昂りなのか…。
しかしここまで来て…もう自分自身の欲求に抗うことはできなくなっていた…。
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