「……社長様からのご紹介ですね。当店はいわゆる闇風俗店でして、えー…、わかっているとは思いますが、ここでのことは、何卒お心の中のみでお願いいたします。…さて、早速お付けする嬢はどうしましょう。」
黒服の男による厳重な警備とは裏腹に、軽い態度の受付。
彼から奴隷風俗店ソラの説明を簡単に聞かされた。
ここに所属する嬢は様々な事情(ほとんどは借金)により、身を落とした女がほとんど。
若く、本来は非合法な年齢の嬢も多く、その手の好事家から一定の人気を誇る。
パネルを見てもどうもパッと来ず、指名無しと告げた。
「かしこまりました、今すぐ行けるのは…、えー…、メイがお部屋に伺いますね。それから、オプションは嬢それぞれですから、中で相談してください。それと、こちらが罰金表ですね。当店ではいくら相手が奴隷とはいえ、暴力行為は禁止とさせていただいておりますが…、やむを得ずプレイの最中に傷をつけてしまった場合、こちらの罰金をいただくことになります。」
『オプション』は風俗経験がなくとも聞き齧ったことがあるはず。しかし、『罰金表』というものは聞いたことがない。恐る恐る内容を確認すると
『殴打、鞭打ー1000円 痕が残る殴打、鞭打ー2000円 火傷ー3000円 火傷(中以上)1万円…』
暴力行為はNGと言ってはいるものの、結局は裏オプションのようなもので、中には想像するのもキツイものも書かれていた。
ベットとクローゼットがある程度の簡素な部屋に通され待つこと数分。呼び鈴がなり、ドアが開いた。
「…はじめまして、ご主人様…。メイと申します。」
身長はやや低めで、黒く艶やかな髪をたなびかせ、ふわりとお辞儀する少女。
薄く安っぽいピンクのベビードールの下は裸が透けて見え、小さめの乳輪や無毛の恥丘、小ぶりな胸が露出しているが、隠す様子は無い。
両手足はスラリと細長く伸び、雪のように白い肌は陽の光を浴びることの少なさを表している。
(また痛いことされる…と思ったけど、なんか緊張してる…?変な人…。)
非合法店であることもあり、あまり慣れていない客が来ることは珍しく、怪訝そうに見つめながら足元に跪く。
「えっと、お時間はどうされますか?60分が基本で、最大180分まで…。常連様になれば、一日貸切などもあったりしますが…。」
【最初なので長々とすみません。こんな感じでどうでしょうか?】
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