ごめんなさい
許してください
この一ヶ月間で何回口にしたかもはやわからない。
成長した身体に固定客はおらず、以前より酷い扱いを受けることが多くなった。
乱暴に凌辱され、ただ時間が過ぎるのを待つ。
そんな毎日だったが、たった一日だけ、心安らぐ時間があった。
たった2回しか出会ってない男性だけど、確実に心の拠り所になりつつあった。
「よ、吉田さんっ!良かった…、また会えました…っ!」
両指の包帯は取れていないが、顔の大きな怪我はなくなり、部屋に入るなり、吉田の元に駆け寄る。
正直吉田がまた来てくれるかどうか不安な毎日を送っていた。
ここが安くない場所なのも理解している。
「本当…っ!?またいっぱいお話聞かせてください…、っ、ぅ、…っ!」
屈託のない笑顔。
怒らせないように、殴られないように、怯えたように貼り付けた笑顔ではなく、心からのもの。
その顔は座る瞬間、一瞬だけ歪み、彼に勘づかれてしまった。
「あ、あの…、あはは…。えっと、その…、なんというか…。」
(吉田さん優しいし、こういうことでも気にして自分のせいだと思い混みそう…。ちょっと言いづらいなあ…。)
珍しく歯切れ悪く、目を逸らした。
「あっ、えっと、ほらっ!顔の包帯は取れましたっ!これで吉田さんのお顔もバッチリ見えます!…ちょっと、右目が見え辛いんですけどね…。」
力一杯加減なしに殴られた顔は、包帯が取れたものの、網膜が損傷し、著しい視力低下に陥っていた。
じっと吉田を覗き込む瞳だが、よく見れば骨格が歪み、若干瞳の形が異なっている。
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「お前最近固定客付いて調子に乗ってるらしいなあ、メイ。」
「そ、そんな…っ!私みたいなのが調子に乗るわけないじゃないですか…!お情けで指名していただいてるだけです…!」
(レナぁ…、恨むよ、もう…、本当に…。)
指名を入れてきたのはレナという嬢の固定客。
彼は生粋のロリコンであり、13であるレナに入れ込んでいる変態だった。
レナとの会話の中で、メイに久々に固定客がついたということを知ったらしい。
ロリコン気質の男がメイを指名する時、大抵暴力を振るわれることも理解している。
(他の子の固定客が指名してきたとき、ロクな目に遭ったもんじゃない…。酔ってるみたいだし、なんとかご機嫌取らないと…。)
「調子に乗った悪い女はお尻叩きだな。オイ、ケツだせ。」
男がクローゼットから取り出したのは一本鞭。その他、巨大なアナルパール、メイの腕ほどのディルド、大小歪な形のバイブなど、机の上に並べ出した。
「…ひっ、ぁ、お、おお、お尻出しますっ!おマンコも、つ、使ってください…っ、あのっ、な、なんでもするから、お尻の穴は許して…、く、くださいっ!」
アナル用の玩具を見て、表情が凍る。
処女を散らした初めての客のせいで、アナルがトラウマになっていた。
夥しい量の流血にあの激痛。たまにフラッシュバックしては、全身から滝のように汗が噴き出る。
冷や汗をかきながら、ベビードールを脱ぎ捨てて全裸になり、壁に手をついて尻を突き出した。
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