「やだっ、ゃっ、ぁ゛あ゛あ゛ッ!!痛い゛ぃ゛っ!!ごめんなさ゛っ、やめてぇ゛っ!!良い子にするからッ!!」
ベッドに手をつき、腰を突き出す体勢となり、胸や股間を弄られてもじっと耐えた。
震えが止まらず、裂けながら破瓜を迎えた割れ目の激痛を堪えながら、早くこの時間が過ぎ去るのを待っていたが、次に続いたのは更なる激痛だった。
無理に挿入されたアナルは引き裂かれ、大量の血が垂れ落ちる。
なぜこんなに酷いことをされるのか、必死に考えながら何度も謝り続けた。当然許されることはなく、終いにはうるさいからと首を絞められて黙らされた。
今でも尻穴付近にはこの時の傷が残っている。
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「あははっ、それで吉田さんは…、っ、」
時間を告げるベルが鳴る。
楽しげな会話は終わり、少しだけ沈黙の時間が流れた。
「延長は180分までなのです…。もう、お別れですね…。」
寂しげに漏らし、包帯だらけの指を絡ませてモジモジと弄ぶ。
「ま、また来てくれますか…?……えへへっ、よかった。約束、ですからね…?」
我儘を口にしている罪悪感はありつつも、おねだりの言葉を口にしてしまう。
また来ると言われ、屈託のない笑顔を浮かべ、深々としたお辞儀で見送った。
「利用料金は○万○千円になります。」
基本料金と延長料金、嬢の状態をスタッフが確認し、場合によっては罰金。
罰金はないとはいえ、最大まで延長した金額は家計に大きなダメージを与えるものだった。
「あの、この身請けって…?仮にメイを身請けするとしたら、いくらになるんですか…?」
支払い時、メニュー表の端に『身請けー要相談』とあるのを見つける。
もしかしたらメイを救えるのかもしれない、そんな思いで聞いてみるが、
「身請けは嬢の持つ借金の清算が基本になります。元本の他、払われたはずの期間の利子を足しまして、その間の推定売り上げを…。えっと、金額はこれですね。」
提示された額は3千万円近く。
一端のサラリーマンが用意できる額でもなく、方々から借金し、親族や友人に頼み込み…などとまで一瞬考えてしまったが…。
「それと、ソナの常連客は皆んな知ってるのでお伝えしますが、嬢が20歳を迎えたら中国の富豪に買い取られることになってます。『消費』が激しく、次々と奴隷を買ってくださるので、ある意味お得意様ですね。メイは18歳になり、目処が経っていますので、もう買取りの契約自体は済んでいます。その金額も出してもらわなくてはいけないので…。」
その額が合算されれば1億以上。
もはや到底無理な金額だった。
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