口を濯いでから家を出たかったが、そうさせてもらえることはなく精液の匂いが残ったまま学校へ行かなければいけなかった。
朝から下着を捨てられ嫌いな男の奉仕までさせられた優奈には、普段のキリッと自信に満ちた表情はなかった。
(………っ…い、やっ…ヤダっ……っ…!!やめてっ…嫌っ…!このままじゃ、下着がないのがバレちゃう…)
電車に3人で乗り込み電車が動き始めると、少ししてからお尻を触れる手に気付く。
北斗に触られていると思っていた優奈は抵抗したら怒られると思い、ただジッと耐えることしか出来なかった。
しかし、ふと隣に立つ春花に目線をやった時、北斗が触っていたのは自分自身ではなく春花だった為、今自分を触っているのが本当の痴漢だと気付き、そこからは抵抗する素振りも見せるが、朝の通勤通学ラッシュの満員電車の中では思うほどの抵抗は出来ず、触ってくる痴漢の手を押し退けようとしたり少し身を捩ることくらいしかできなかった。
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