次の日、ズル休みすることも出来ず仕方なく登校するが、学校では何も特に起こらず、普段通りの日常を探していた。
ただ一つ、優奈が北斗を虐めることがなくなり、友人たちに不思議がられても「もう飽きたから。」とだけ答えていた。
それから数日経ち母親が出発する日
「ママいってらっしゃい、気をつけてね。撮影頑張って。」
玄関先で母親を見送った後、何も手につかずただ時間だけが過ぎていく。
母親が出て10分も経たないうちにインターホンが鳴り響く。
その音は優奈にとって地獄の1週間が始まる音だった。
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