再度鞭を打たれた春花の悲鳴が部屋に響き渡る。
「な、んでっ…!奴隷になるって言ったじゃないっ…!っ…そんなっ…い、言えない…っ…」
優奈一人だけの奴隷宣言では足りないと言われるが、雷斗が三度目の鞭を振り上げるのを見ても自分1人の無責任な考えで春花たちを巻き込むことは出来ず拒んでしまう。
『ぁああ"あ"っ…!!ひぃっ…ひぃっ…!な、るっ…私も他の子達と奴隷っ…なるからっ…!もう叩かないでぇっ…!嫌ぁあ"あ"っ…!!優奈っ…言っでっ…!言っでよぉっ…!』
優奈の返答を聞いた雷斗は間髪を入れずそのまま鞭を振り下ろし、優奈よりも先に春花自身から自分たちも奴隷になると宣言するが、春花ではなく優奈から言わせたい為四度目の鞭も続けて振り下ろされてしまう。
そして春花はこれ以上の痛みに耐えきれず先程の言葉と一変して優奈に宣言するように促していた。
優奈はそんな春花を見ていられずついに…
「……な、ります………春花と…他の子達と一緒に…北斗様の…奴隷に、なります…」
と、いじめっ子全員含めて奴隷になると宣言し、やっと鞭打ちが終えられると部屋には二人の啜り泣く声が響いていた。
※元投稿はこちら >>