『そうなんだ…意外だな…。
陽ちゃん、可愛いからもてそうなのに…。
まぁ陽ちゃん自身が男に興味ないなら関係ない話か。
分かってくれて助かるよ、さすが娘ってところかな?』
変に誤魔化しを入れずに率直に伝えてよかったと感じる。
そもそも別に後ろめたいこともないのだ、だからどうということもないのだが。
しかしながら、陽に彼氏がいないことは正直驚きだった。
目を見張るほど、通行人の視線を集めるほどの容姿、人気もあることだろう。
それだけに意外と言うほかなかった。
『磨いてたことあったね…。
なかなか自分で磨こうとしない陽ちゃんも、可愛かったけどね。
俺で良いならいつでも磨くけど?なんてね…。
今はもうちゃんと自分で磨けてるだろ?』
冗談を交えながら返せる辺りは関係性が深いことを意味しているのか。
『うちはいたって普通、連絡も頻繁に取っているよ。
しばらく顔は見ていないけどね。』
ポロっと出た、どうにも女子高生にするような話ではない話題。
送った後に、ちょっとまずかったかな?時にするも後の祭りか。
そもそも陽は別居中を知っているのだろうか…。
まぁいい、別に隠すようなことでもない。
と、あまり深くは気にせず。
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