ーーーーーーーーーー王宮 前王執務室--------
「はい、王都でメルヒル殿のその話をしていたところに前王様のお呼び出し、駆け付けた次第です。王都では貴族から庶民までその話で持ち切り、どこまで本当かはわかりませんが、尾ひれがついて国中に広まるのに時は要しないでしょう。」
「ヨハンセンには伝えておいた方良いと思い言うのだが、メルヒルめが出立前に現王と何やら密談をしていたとの話も聞く。現王の魔国・魔族嫌いは筋金入りで、まさかとは思うが今回の任務ついでに魔国へちょっかいでも出されてしまえば、私と前魔王時代に築いた友好関係に傷が付く。そんなことにならぬよう、ヨハンセンお主は魔国内に手回ししておいてくれぬだろうか?」
「現魔王、私の叔父ですが、の人間嫌いも凄いものです。叔父に言っても、攻めて来るなら来い返り討ちにしてやるくらいのもので、相手にされないでしょう…」
考え込むヨハンセン。
少し経った後、独り言のように
「人間国は貴方様前王様、魔国は前魔王が統べていた時代であれば、両国の争いなど無かったものを。人間国も魔国も代替わりを失敗したのかも知れません。」
言い終わり憮然とした表情の前王を目にして、
「これはとんだ失礼を申してしまいました。どうかご勘弁を。」
「いやそれは私も薄々感じてはいたこと。さて、どうしたものか。」
ーーーーーーーーーーあばらや--------
「そうだ、姉上、姉上は兄上と婚を結ぶのですよね。兄上から婚を結ぶ上での魔族のしきたりはお聞き及びですか?」とサマエル。
「サマエル、止めなさいそんな話…」叫ぶように言う、ジギタリス。
「なんで?いいじゃないか。タリスもリュウトベック様と婚を結ぶときはするんだからさ。その時はしっかりと見といてあげるよ(笑)」
「いやよ、サマエルなんかに見られてたまるもんですか。」
ーーーーーーーーーーパーティ一行--------
たいしたモンスターに襲われることもなく、山の祠に到着した一行。
「青い石は、これでいいのだな。」
祠の扉を開けて、青い石を手にしてそれを、袋に入れるメルヒル。
「これで良しと、青百合は帰りに取るとして、皆ここらへんで一晩過ごそうか。」
そう言うと、座るなりベル(オートマタ)を抱き寄せその上に覆いかぶさるメルヒル。
「もう…勇者様ったら。いきなりなんだから…」
自分の胸の上で勇者の頭を抱き寄せ、膨らみを押し付けるベル。
少し離れたところで、ハイルとルチアが呆れたように顔を見合わせて笑いあっている。
「ハイル様、完全に勇者はもう、色欲に取り込まれていますよね。」
「ああ、自分のものをベルかルチアに突っ込みながら、尻穴は俺の物を咥えこんで情けない声を上げるくらいに(笑)」
「私いつまで、この身を勇者なんかに捧げなきゃいけないんでしょうか?一刻も早くハイル様だけのルチアになりたいです。」
「ルチア、王国に戻るまでの辛抱だ。もう少し耐えてくれ。ほら勇者が呼んでる。今夜も又乱交をお望みのようだ。(苦笑)」
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