「リリス、よく来たわね。」
リルベルの背後にワープしてきたリリスの気配を察し挨拶する。
「貴女は一体……、魔王様に支配力がないなんてそんな事あるわけないじゃない!」
「そうかしら?リリスも気づいてるんじゃなくて?魔王が力を持っていないことをリリスに匂いを消されてしまうくらいなんですもの。」
「そ、それは……。(この女は何者なの?)貴女の目的は何なの?」
「そうね……、少し待っていてもらえるかしら?」
〘前をね…、丁度いいかもしれないわ、お店で面白いショーが行われているわ。
勇者なら絶対飛び込んでくるわよ、貴男もいい目の保養になるから入ってきてみては如何?〙
テレパシーを感知し返事をするとリリスに微笑みかける。
「名前…。」
「名前?」
「私の名前はリルベル、占い師よ。」
「リルベル、貴女がただの占い師だと思っていないわ。」
「いいじゃない、今はただの占い師で。」
小さく笑うと話の続きを始める。
「私の目的はこの世を支配することかしら勿論、一人で出来ないから仲間が欲しいのよ。
リリスの他に今はもう一人、とても優秀な男性(ひと)よ、私の愛しの相棒さんよ。」
「この世を支配?魔王様を裏切れって事なの!」
「裏切るも何も力を持つ魔王を出現させるだけよ。」
「その魔王様に侍従するって事?」
「いいえ、違うわよ、その魔王の力で私と相棒さんでこの世を支配するの。」
「魔王様の力があるからそんな事出来ないわよ!」
「察しの悪い娘ね、誕生してすぐに……。
そろそろ店の方に勇者とその男性(ひと)が王女が来るわ、リリス、姿を変えられるわよね?
勇者が店に入ってきたら外に停まってる馬車の中の娘に変化してほしいの。」
「その娘が王女ってことね、変化したあとは……。」
「察しのいい娘は好きよ。」
店の方で怒号と激しい物の壊れる音。
「お出ましのようよ。」
リリスは頷くと馬車へとワープする。
「キャアッ!……。」
リリスに見つめられたフアナは虚ろな目になり声を出すことが出来ない。
「いい娘ね、美味しそうな唇だわ。」
唇を奪い、唇の隙間から舌をねじ込むとディープキスをするとリリスの姿がフアナに変化する。
「この娘をリルベルの所へ、ワープさせればいいのね。
何この娘のスタイル、ツルペタじゃない!」
「いらっしゃいませ、王女様、貴女の時間を止めさせてもらうわね。」
椅子へとワープしてきた王女フアナの額に手をかざし時間を止めるとフアナの記憶をリリスへと飛ばす。
「ゆ、勇者殿!お助けくださいませ!」
勇者が声をかけた瞬間、驚いた荒くれ共は驚き反対側に掛けていたナイフがパンティーを切り裂くと下半身が露わになってしまう修道女。
テーブルの上に座り込み懸命に切り裂かれた修道服を集め体を丸め隠すがバランスが崩れテーブルから落下し手を後ろに付きブラに包まれた大きな乳房を突き出し足は大M字開脚とあられもない姿になってしまう。
「痛っ……、体が……。(なぜ体が動かないの?このような姿を勇者殿とヨハンセン殿にそれにお爺さんまでに…、陰部からお小水ではない液体が垂れてきてますがこの液体は?)」
メルヒスは固まりその姿から目を離せないでいると後ろからヨハンセンが……。
〔修道女の姉ちゃん、アソコを濡らしてやがるぜ。〕
〔見られて濡らすって露出狂ってことか?面白いな!〕
残っている客も一緒に修道女あられもない姿を見物している。
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