「(勇者と思えない所業に何故、私がこんな野蛮人を決して許さないわ。)そうですね、館長様が疑念を抱き此方へいらしてしまいますね。」
「えぇ、身なりを整え応接室へ戻りましょう、メルヒル様も腰布を巻きなおして…、ルチアはブラジャーのサイズ合っていませんね。」
ブラを直し包まれた布からたわわな乳房がはみ出ている。
先ほどヨハンセンに深層心理に国王へ知られたくなければと送られたにも関わらずはみ出た乳房を見、勃起させてしまっている勇者。
〘愛しの相棒さん、見て、勇者を“宣言している”メルヒルがまた……、ふふふっ、滑稽ね。
リリスの中とルチアの中が余程の良かったのかしら?ルチアを改造したかいがあったわね。
でも……、リリスの中に闇なる子種と聖なる子種が回収れたからしばらくメルヒルには大人しくしてもらわないと……。
男の股間を見る趣味、愛しの相棒さんにはないでしょうが見ていて?〙
リルベルが目を瞑り何やら唱えるとリリスがメルヒルに近寄り、リリスの口からリルベルの声がヨハンセンだけに聞こえる。
「無名の霧。」
リリスの口から禍々しい黒い霧が吐き出されるとメルヒルの下半身を纏っていくと勃起していたペニスは消え去る様に小さくなり…、そして改造されたフアナのペニスの様なクリトリスとは逆にペニスはまだ無垢なままの様なクリトリスほどの大きさになる。
「(こ、これはどうしたこだ?俺のチンポが!)」
勇者、メルヒルはペニスが無くなってしまったと錯覚し股間を押さえると青ざめる。
「(あるにはあるが…なぜこんなに小さくなっているんだ?!)」
「メルヒル様、如何されましたか?応接室へ戻らねば。」
「私、先に行きます。」
「ルチア、お待ちなさい、貴女一人で戻れば痛くない腹も探られます、皆で戻るのです。」
「王女様……。(私は早くこの男から離れたいのに…。)
先走り申し訳ありませんでした…、(また口が勝手に動くわ。)メルヒル様にも申し訳ありません、貴方が王女様とご一緒の所を見るのが辛くて…。(嫌!なぜ思ってることと違う事が言葉になるの?)」
「ルチア殿…、嫉妬してくださるのですか?」
〘ふふっ、愛しの相棒さん、勇者がいい具合に勘違いをしてるわね。
早く館長の下へ行って私の所に来て頂戴、暫く貴方と逢ってないから触れたいわ。
上等な虜囚の蜜が出来上がったわ、これから此方に居るフアナに一滴飲ますわ…、リリスが来たら魔王と勇者の子種をフアナに注いで……。
青百合と青石を手にする頃には吉い子が産まれるかしらね。〙
応接室に4人が戻ると館長からの説明。
ルチアが一人で危険な酒場へ行く事に反対したが信心深いルチアは一人、酒場へ向かい危険な目に遭ってしまった。
その酒場には不思議な女性占い師が突如姿を現し次々と神と変わらぬ御告げをししかも貧困者には無料で食事や薬を分け与えていると…。
ならば教会がすればいい話だが予算が限られており不思議な占い師に頼ってしまっていると言う事だった。
「貴族や高貴な人々からは高額な依頼金を受け取りそこから出資しているとの事だ。」
……占いは高額だが薬は違法な物もある、それを人々は知らない。
(薬、貴族が外に子どもを作らない様に。
子どもに与える薬、洗脳薬が混じっている。
食事も薬も無料、美しい娘が売られそうになると助け出し修道院や貴族、高貴な人々の侍女など…。)
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