〘愛しの相棒さん、惚けちゃって…。今の立場だと貴男に勇者が逆らえないでしょ?二人にした事は〝今は〟国王には黙っていると…ねっ?
ルチアは国王を堕落させるのに丁度いいよくなくて?容姿端麗、修道女…、それを襲った勇者…。
山から戻った時、いい見世物が見れるわよ、それに愛娘の王女にも手を出したわよね?王女が勇者に婚姻前に犯されたと知ったら…。
そして勇者が婚約者の王女、忠誠を誓った国王から断罪されたら…、フフフッ、今から楽しみで仕方ないわ。
それと貴男の手でルチアの膣の中を突っ込んだら抜きたくない状況にして?
言っておくけど貴男の大事なモノは挿入したら駄目よ?
そうそう、ルチアの認識からあの男(暴漢)の事を消して勇者に無理矢理されたと書き換えておいてね。
早く青百合と禍々しい青石を持ち帰ってくれないかしら…、そろそろアレを用意しておかないといけないわね。これから作るから半刻ほどテレパシーの感度鈍るわよ?
◯◯山出発前に正確な場所を聞きに私の所に寄るでしょうから…。〙
ヨハンセンとテレパシーを終えた後、薬剤などを使い〝虜囚の蜜〟を作り出す。
蜜を飲めば意識はあるものの性の傀儡となってしまうが…リルベルが作る蜜は本性も暴き、リルベル自身、ヨハンセンに危険が及ぶものではない。
「ほんのちょっとした遊びね。」
小瓶に入った蜜を陽光を当てるとオレンジに色を変える。
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「ヨハンセン、この事はお父様には内密にお願いします、まだ仮婚約の状態でこの様な関係になってしまったと知れたらメルヒル様がお父様に罰せられてしまいます…。
ルチアはメルヒル様が助けたのですが記憶がないようで…。」
「勇者様、酷いです、力尽くでこの様な事をなさるだなんて……。」
「否、修道女様、暴漢が……。」
「どこにその様な者が居ると言うんですか!」
「それは精神の間に…。」
「メルヒル様、ここで私が襲われた事が判ってしまったら…。」
「王女様、何を仰ってる……。(またまただわ、勝手に口が動く…。)
すみません、純潔を失ったあまりに混乱してしまいました、勇者様、お助けいただき有難うございました。」
〘リリス、仕上げなさい、勇者を意のままにね。〙
〘リルベル様、承知いたしました。〙
「メルヒル様、ルチアがまた混乱なさってしまった様ですね。」
勇者の耳元で話し、耳朶に歯を立て血を送ると勇者はフアナの肩を抱く。
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