勇者・ルチア・フアナ(リリス)が祈りの為、応接室を後にした中、執事ヨハンセンと談笑中の館長はフアナの本当に微かな悲鳴を耳にし、
<ヨハンセン殿。今なにやら、女性の悲鳴が、聞こえませんでしたかな?>
<さあ、私にはとんと。空耳ではありませんかな?(リリスの奴、声など出しおって…それにしても館長の耳がここまでいいとは、誤算だった。)>
<どうしても気になる…誰かに見に行かせましょう。誰か……>
職員を呼ぼうとした館長が急に気を失う。
<大事になると面倒だからな。館長のこの記憶は消してから……(リリスには、どうお仕置きしてやろうか。)>
礼拝室手前の小部屋に押し込まれた一行。
倉庫に使われている小部屋の様で来客用にだろうか、布団一式が積まれている。
暴漢が王女フアナの首に、ナイフを当てているため反撃できないメルヒス。
ルチアは暴漢の命令に従い、自身の修道服のボタンを外し始める。
<修道女様何を……>
<黙ってろ勇者が…お前にもいいもの見せてやるよ(笑)>
そう言いフアナの首に当てているナイフにほんの少し力を籠める暴漢。
それにより、フアナん首筋から血が滲む。
<勇者殿、お願いですから、この者の言う通りに…出ないと私…>
涙を流すフアナを見て、それ以上の言葉を続けられないメルヒス。
修道女はその間に修道服を脱ぎ終え下着姿に。
<よしじゃあ次は、勇者の身ぐるみを剝ぎな。>
暴漢のその言葉で、ルチアはメルヒスのそばにより先ずは腰のベルト・剣を外し横に置き、次にシャツのボタンを……
最終的に腰布一枚の姿にさせられるメルヒス。
メルヒスの姿を見て暴漢が
<勇者も人の子ってわけだ(笑)女の半裸を見ておったててやがる(笑)おい女、隠さずに、勇者にすべて見せてやれよ。>
リルベルからのテレパシーを受けるヨハンセン。
〘麗しの君。王女様になかなか楽しい改造してあげたな(笑)。初心な王女様のこと、下の刺激に直ぐに耐えられなくなるだろう。〙
ヨハンセンとリルベルは視線も共有しているのであった。
〘麗しの君、見聞きしていたと思うが、リリスの奴ちょっとした失敗をしてね…落ち着いたら今度お仕置きしておいてくれ。〙
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