「見るさ。
俺なら間違いなく見るよね…、だって、瑞希ちゃんのぱんつだろ?
毎回気になってるってのに…。」
と、冗談か本気かわからないくらいのラインで笑いながら言葉を返す。
そんなやり取りは瑞希の兄がいる場でもあったが、兄はその度半ば不機嫌そうに悪態をついてきていた。
それをいなすように宥めていたのもいつものこと。
そう言えば、二人の時にこんなあからさまな下ネタを投げたのは初めてだったかな…。
そんなことを考えながら、視線は確実に瑞希の下半身に向いていた。
どのくらいのノリで考えているのか、一人暮らしごっこ、の言葉にときめいたように返答する瑞希。
「まぁいつでも来るといい。
なかなか面倒な兄貴から、ちょっと離れたい時もあるだろうしな…?
俺にとっても妹みたいなとこあるし…。
心配されない程度になら、俺がいないときでも着たらいいよ。
予備のキーはあそこのひっかけてあるから。」
と、瑞希の冗談半分な返答かもしれない言葉をある程度は真に受けたかのように、予備の鍵の引っかかった棚を指さして笑う。
「っと…。
なんか変な顔してたか…?
瑞希ちゃんと二人だから緊張してるのかな?」
少し下着が気になり始めたからなのか顔をしかめていたかもしれない。
そんな指摘に少し笑顔を取り戻して、
ほら、ベッドの奥の方…枕元にエアコンのリモコン…あるだろ?
点けたらいいよ?」
テーブルと反対側。
ベッドの一番奥の枕元にぽんと置かれたリモコン。
なだれ込むように身体を倒し、手を伸ばせば届くが、下半身は少し無防備。
ベッドの上に上がりきって四つん這いで拾うにしろ、そのまま上半身をぐっと伸ばすにしろ。
おそらく、床に座った状態の男に向かって少しスカートの中をサービスする角度になりそうなのは、少し考えればわかりそうで。
【丁寧な描写ありがとうございます。
またお時間のある時によろしくお願いいたします。
私は平日は基本的に夕方以降になると思います。】
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