「うん、なんとか(笑)ってか風強すぎ(笑)スカート捲れるくらいだった!ハハッ(笑)
おじゃましまぁす…」
羞恥心を煽られる出来事を大らかに話し笑って見せる瑞希。
微笑みながら玄関の奥へと入っていく。
「わあ…ここが康介君の部屋かあ…イイ!(笑)
一人暮らしなんて憧れるなあっ。」
リビングに入ると瑞希は体を回転させながら見渡す。
高校生にとっては確かに新鮮なのだろう。
「あっうん。スッ…
そうそう!ホント心配性なんだから(笑)過保護というか…まあ、あれがお兄ちゃんだから(笑)
康介君もよく知ってるよね。ああいうところ(笑)長い付き合いだもんね。ちょっとめんどくさいところあるけど康介君が一番の理解者だと思うから…これからも仲良くしてあげてね?私からのお願い。ふふ(笑)」
瑞希は何げなくベッドへ腰を下ろし脚を投げ出す。
中の肌が殆ど見える程の薄い生地をした黒タイツ。発育を続ける少女の脚をより艶やかに彩り、色気すら感じさせた。
どこか悪意をもって兄を弄る貴方を逆撫でする様に、瑞希は彼を労わってみせる。
うざったく感じていながらも、根底には揺るぎない兄への愛があった。
「ありがとう。じゃあ…オレンジジュース(笑)
へえ…」
貴方がキッチンへ向かうと瑞希は再び室内を見渡し始めた…
ーーー
「…ンッ…やっぱ穿いてきたのは間違いだったかな(笑)ハハッ…ん…ン…
ふうっ!…すずし(笑)」
貴方がリビングへ戻ろうとすると、瑞希の小声が聞こえる…
黒タイツを脱いでいた。
…無防備ではないだろうか…
剥がれたその薄生地をやや乱雑に畳み鞄の中へ入れている瑞希。
解放されたその両脚はやや汗ばみ、どこか艶めかしく感じさせた…
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