「撮らないでください…っ、やめっ、やめてっ!」
シャッター音が鳴り響き、薄暗い地下牢にフラッシュが幾度と炊かれる。
排泄物と割れ目や肛門が写真に収められ、身を捩って嫌がるも、手枷と腰縄によって隠すことはできず、涙を滲ませるリズベットの顔まで記録に残された。
(た、たまたま便秘気味で…多かっただけ…、なんて言い訳するのも意味がわからないし…。もう…、なんで我慢できなかったんだろ…、ホント最悪…。)
またやり直しさせられたり、お腹を蹴られたりして無理やり排泄させられたのならともかく、トイレでする許可が下りたにもかかわらず、漏らしてしまったことが自尊心を大きく傷つけた。
強い水圧で汚物や浣腸液がトイレに流されていき、肛門周りを洗われる。
雑な洗体は人間扱いされていないようで悔しさに表情を歪ませた。
「……んっ、あっ、あの…っ、もう十分です…っ、変なところ触らないで…っ」
(この方、執拗にアソコを触って…。息遣いも荒いし…)
タオルで水分を拭うはずが、すでに拭き終わったはずでもワレメや肛門をタオル越しに触り続ける。
鼻の下を伸ばした看守に嫌悪の表情を向けるが、拘束された身体ではなされるがまま。
ズボンを再び履かせた後、看守らは牢を後にした
黙っていると排便を見られた瞬間のことを何度も思い出してしまい、さっさと眠ろうと横になるが…。
(…?なんか、銃声のような…、破裂音が…。外で何か起きてる…?)
厚い壁の外からうっすらと聞こえる銃声のような音。耳を澄ましてようやく聞こえる程度だが、妙な胸騒ぎがして止まなかった。
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