(な、なに…?なんで近寄ってきて…)
「ぃ゛ぅ゛ッ!!」
無言で近寄られ、頭にハテナマークが浮かんだところで、大人の男の手加減のないビンタを頬に受け、よろけて壁に激突し、スクールバッグは床に転がった。
「ぃっ、いぃっ、ぃっ、痛い…っ、ゃあっ、ぁっ!」
無理やり地面に叩きつけられるように力を加えられ、力を入れて抵抗しながらも膝をついて土下座の姿勢を取らされる。
これまでの客も普通の相手ではなかったが、大抵は暴力を振るうことなく、お小遣いをくれる客までいたのだが、今回の相手は異常だということを悟った。
「ぅ、おの、まち…、風香…です…。スリー、サイズ…?あの、82と、57…、85です。4月の健康測定では…。経験人数は…、えっと、は、8人で…、初めての相手は…、ふ、太ったおじさんです…。初めてのお客さん…。」
ビンタや頭を鷲掴みにされたことにより、怒らせないように大人しく言われたことに答える。初めての相手のことを口にしながら、その時のことを思い出すと、新鮮な吐き気を催し始めた。
『痛い痛い痛いッ!!悠太ぁっ、悠太ぁっ!!』
幼馴染の名前を叫びながら、3倍もの体重を持つ巨漢の男にベッドに押し潰された。
幼馴染の名前を出すたびに男は興奮し、唇を重ねてきて…
(ぉえ…っ、ぅ、うぅ、悠太…、私汚れちゃったんだ…。お嫁さんになるって、小さい時あんなに約束したのに…。)
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