「そうか、ホームルームでそう言われたのか?…確かに進級して部屋も大分変わったのは分かるよな?これからは梨乃を淑女として育てていくために、俺が指導していく事になるんだ。」
何も知らない梨乃の笑顔に俺の黒い思いがまだ届いていないが、そのうち当たり前のようになるかと思うと、別の意味で俺も笑顔になる。
「先ずは学校の課題を終わらせるんだ。その後の夕食までが寝室での指導時間になるからな。そして指導の時間は徐々に増やしていって梨乃を育てていくからな。」
俺は梨乃にそう言って、指導の前に必ず課題等は終わらせるように決める…でないと、そのうち課題なんてやれなくなるほどに体力を消耗するのだから…
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