くちゅりと静かな室内に響くはしたない音に、梨乃は聞いてはいけない気分なのに、終わらない口付けに頭がぼうっとしてくる。
(っ!?、先生、あそこ押し付けて…?胸も何だかすごくえっちな触り方…っ)
「っ!?ひゃあっ!」
胸を鷲高まれている中、探るように胸の中心を弄られたと思っていたら、いきなり梨乃の触られたことのない固くなり始めた突起を摘まれ、梨乃はその感覚に思わず背中を晒し、先生との口付けが離れ、声を漏らしてしまいます。
思わず漏らしてしまった声をなかったことにしたくて、梨乃はすぐに口を抑える。1年の淑女教育の座学で、口を酸っぱくして刷り込まれた概念。『夫以外に体を許したらただの娼婦だ。お前たちは淑女になるんだから決して娼婦のような淫乱にはなってはいけない。』と何度も教えられ、それが当たり前の固定概念になった。だからこそ、まだ旦那様でもない先生に淫らな声を少しでも聞かせてしまった自分を恥じて、梨乃は小さく謝罪を言葉にする。そんな梨乃に、洗脳はうまく進んでいることを感じながら、先生は悪くないと言ってくれてほっと安心する梨乃。
「はい。下着もですか?ちょっと恥ずかしいけど、分かりました。」
熱く火照り始めた身体を誤魔化しながら、梨乃は寝室から出て部屋に戻った。
(うわーどうしよう、先生に聞かれたかな?言わないでくれたけど、聞こえちゃったよね?娼婦見たいって思われたらどうしよう。梨乃、エッチな子じゃないのに。)
敏感だとまだ自分自身も自覚がなく、あんな声が漏れることを恥じた梨乃は先生にどう思われるか不安になりつつ、食堂に向かって、いつも通りお風呂に入り、寝室へ向かう。その前に勉強部屋で手早く下着を脱ぐと、梨乃は鏡を見る。
「…ブラとった方が胸が大きく見えちゃう…。乳首もなんか目立って恥ずかしい…。でもこれで行かなきゃダメだよね…?鈴木先生が言ってたし。」
小さく見えるように押し込んだ胸が解放され、さらにエロくなった梨乃の体。Tシャツの上にぽつりと浮かぶ小さな粒は、16才の少女の身体つきには到底思えないほどだった。
「先生、準備できました…。入りますね?」
恥ずかしそうに腕で胸を隠して、寝室の中に入る梨乃。お風呂上がりもあって、余計に全ての動作が色気を醸し出していた。
私も寝落ちしていました!今日も時間が合えばよろしくお願いします!
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