先生との挨拶を済ませ、梨乃は教室へ向かった。
教室に行くと、いつもと雰囲気が違うクラスメートがいた。どこか大人びた雰囲気を醸しながら身体がだるそうな子が2人。他も何かそわそわした気配をする子が大半で、梨乃自身もその中の一人だった。席に着くと、当たり障りない挨拶を済ませ、すぐにホームルームが始まった。
お昼休みに仲の良い子とお昼を食べる時、少しだけ夜の淑女教育の話になったけれど、お互い自分に起きたことが恥ずかしくて大したことは話さず、梨乃はそのまま放課後を迎えて、部屋に戻って行った。
(昨日はキスして、今日はどんな淑女教育するんだろう…??怖いけど、ドキドキする。緊張してるのかな?)
自分でもわからない気持ちを抱えたまま先生が待つ部屋に戻ると、予想通り鈴木先生は既に部屋は戻っていた。
「戻りました。先生、お疲れ様です。」
いつもの挨拶を済ませて、昨日と同じように課題を先に済ませると、梨乃は昨日と同じように今日は大きめの緩いシャツとショートパンツに着替えて淑女教育のため、寝室に向かった。
「お待たせしました。今日もよろしくお願いします。」
寝室に入ると、丁寧に指導の挨拶をした。
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