部屋に入ると先生の言葉に梨乃は躊躇いがちに頷く。そして促されるまま、ドキドキと緊張しながら布団に入った。
(男の人って触りたくなるんだ……私なんかでも触りたくなるのかな?)
男女関係を築いたことのない梨乃は、女としての自分に自信がなく、不要な不安を胸にしながら、布団に入るとすぐに温かい体温が背後にやってくる。
密着するように引き寄せられた体が温かい男性の体に包まれる。自分よりも硬いしっかりとしてまな板を背中に感じ、太ももとお尻の間に何か固いもながら当てられてることにきづく。
(え?なんだろう?…これ?)
少しの間不思議に思うもの、ふとそれが何か気づき、梨乃は分かりやすくパシリと固まってしまう。
(ううう、うそ!これ、男の人の??こんな固くて、熱いの?……?!?!っわ、胸がっ!さ、触られてる)
意識が先生の大きな熱の塊に向いてる隙をつくように、梨乃の年齢に見合わない胸を触られる感触に梨乃は混乱していた。
まだハリがあって柔らかさよりも弾力がある成長中の胸だが、鈴木先生の手にも余る大きい梨乃の胸は適度な柔らかさが癖になるほどで、今まで我慢できたのが不思議なくらいだった。
「……っ、(な、なんか人に触られると変な感じがする…なんか背筋がゾクゾクするような…)」
初めて人に触られる感覚は梨乃にとって不思議な感覚で、体の力が変に抜けていた。
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