なんとかOKをもらえたことで、ホッと息を吐く梨乃。
(良かった。なんとか大丈夫だった。でも、この淑女教育、大丈夫かな?私自信ないかも…)
初めからつまづいたことに少し不安を覚えるも、指導の時間が終わり、先生から退出を促されたので、梨乃はリビングルームのソファに座る。鈴木先生は奥の教職員用の部屋へ向かったので、梨乃はテレビをつけようとリモコンを取ると、珍しいボタンに首をかしげる。
「ん?淑女教育?録画?これ、専用か何かのボタンなのかな?録画用??」
押しはしないが、初めてみるボタンに、前の部屋の時はなかったことを思うと、この部屋からつけ入るんだろう。
「あとで先生に聞いてみよ!」
実は、淑女教育用に使うサブスクボタンであり、ただのAV用のチャンネルで、録画ボタンは、録画機能ではなく、AI機能で自動で生成された室内の行為の映像だった。
しばらくすると、先生が部屋から出てきたので梨乃は先生と共に食堂へ向かう。食事を済ませて、部屋に戻ってお風呂へ向かって、部屋は戻ると梨乃は寝室に向かう。
(そう言えば今日から先生と寝るんだ。人と寝るなんて久しぶりだからドキドキするなぁ。寝相悪くないといいんだけど……)
恥ずかしながら、寝室のドアを開けると先生がもう中にいた。
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