ホテルの部屋…。本来会社社長として秘書を連れて入るはずはないだろう。
しかしながら今日はそれを私が望んだから…。
「はい…。」
バスルームへ移動しよう…。そう言われた私は素直に『はい』と答えていた。
そのあと社長が呟く言葉に赤面しながら…。
『やっぱり…見られていたんだ…。』
女性が自らスカートを捲り上げる行為など意に介さない素振りを見せるほど冷静に見えた社長。
しかし私のそこをしっかりと確認していた事を告げられると、恥ずかしさが込み上げてくる…。
言われたようにブラウス一枚で下半身は裸。
バスタブの縁に腰掛けると社長が来るのを待つ…。
「ついに…パイパンにされちゃうんだ…。」
待つまでもなく、一言呟くほどの時間しか与えられず社長がバスルームに…。
ズボンの裾を捲り上げた裸足。ネクタイを緩めた姿はどこか滑稽に思えてクスクスと笑ってしまうように…。
その私の微笑みを気にしたのか…社長も照れ隠しなのか笑みを浮かべながら…。
「えっ…!?」
社長の申し出に、思わず変な声で応えてしまった…。
ばつ悪そうな社長の苦笑いの表情。
私は申し訳なさが強く心を支配して、慌ててその場を取り繕うように…。
「あっ…いえ…。すみません…。私がお願いしたのですから…。
私の恥ずかしさなど…お考えにならないで下さい。私よりも社長に恥ずかしい想いなどとんでもありません…。
そうですよね…ここはバスルームですし…服を着て入る場所では…。」
言葉を言い終わらないうちに立ち上がった私は、バスタブにお湯を張り始めて…。
「今…お湯を溜めますから…。」
その後ろ姿は少し前屈みになり、自然とお尻を突き出すように。
バランスの裾からはお尻の膨らみの下半分が社長の目に晒されているとは考えてもいなかった。
社長からの申し出に従う事だけしか考えていなかった…。
※元投稿はこちら >>