『お疲れ様、下着を脱いで仕事をした気分は如何ですか?
いつもと同じ仕事、社内の景色なのに、違って見えませんでしたか?
では、買い物に行きましょうか?
一緒に行きたいのだが、あなたがどこの誰なのかわからないので、一人で行ってきてください。
あなたも大人の女性なら、大人の玩具の一つくらいは持っているでしょうか?
もしくは、持っていなくても過去のお相手があなたに使った事があったかもしれないので、どういう物を指すのかお判りでしょう?
それを買いに行ってください、勿論、ノーブラ、ノーパンですよ。
買ってくる品物はディルド、リモコン式ローター、ボディークリップ、の3点です。
お店は、新宿のXYZというお店がいいと思いますが、どこでもお好きなところで構いません。
もし、品物がわからなければ、お店の人に尋ねてたり、ネットで調べてください。
言い忘れてました、今日の白い下着、私は好きですよ、あなたにとても似合っていそうで。』
簡単に、なるべく簡潔に買ってくる品物の名前だけを書いてみた。
これも一種のリトマス試験紙で、真奈美が本当に嫌なら行かないだろうし、ここまでの関係で終わるだろう。
でも、自分の性癖に目覚めつつあり、非日常を愉しもうとする好奇心のある真奈美なら、恥ずかしさに悶えながら買い物をしてくるのではないかと、思う。
私は、カフェでメールを確認している真奈美の姿を車の中から見ていた。
買いに行く店も、教えた通りの店に行くだろう。
他に、大人の玩具に関する店の知識などないのだから。
店に入って行く真奈美の姿を撮れる場所に車で移動した。
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