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「じゃあ、行ってくるから。今日は当直だから帰りは明日。
食事の用意はしておいたから食べて…」
ガチャ…
日曜日の朝、真美(妻)はどこか冷ややかに貴方へ話すとすぐに玄関から出て行った。
結婚して10周年。子供には恵まれなかった。
それだけが原因ではないが一年ほど前からセックスレスになり、二人の関係はどこかひんやりとしたものへなっていった。
介護士の妻と在宅勤務の貴方。
いつも真美が出勤前に家事を終わらすのがルーティン。
食事はいつも欠かさず作ってくれ味は良いものの、そこには妻の温もりといった愛情は感じられず、機械的な夫婦生活が続いていた。
ピンッポーン!…
妻が出て行ってから20分ほど経った頃、徐にインターホンが鳴り響く。
モニターには何故か少女が映っている。少しキョロキョロとしながらも行儀良く立っている。
ガチャ…
「おはよ!(笑)お邪魔しまぁす…」
少女はどこか慣れた様子で玄関から中へ、当然の様に入っていく…
佐藤真生。
数十メーター離れた所に住む中学生の女の子。
存在自体は知っていたが直接話した事もなかった中、3年ほど前に小学生だった真生が怪しげな男に言い寄られ、困っていたところを通りかかった貴方が助けたのがきっかけで親睦を深めていった。
真生は元々人懐こい性格だったらしいが、その時の出来事がとても嬉しかったらしく、貴方にはより懐いていった。
まだ幼いが、小動物を思わせる愛らしさと端正な顔立ちの美しさを併せもつ、所謂…美少女だった。
中学生になった今でも週に何度か自宅へ訪れ、遊んだり勉強を教えてもらったりする関係になっていた。
当然真生の両親、妻も公認。
二人きりとはいえ誰もやましい疑いをもつ者はいなかった。
中学生が毎週来る…
年齢にしてはどこか幼い様な気もするが…
「ねえおじさん、今日はこの本読んで勉強したいんだ。教えてくれる?」
真生は本棚から教材を一冊引き抜くとソファーへもたれて貴方に話しかける。
膝丈だったデニムスカートは太ももが半分ほど露出するくらいにまで上がり、その奥は▼のエリアが出来て影になっている。小柄ながら、長い手足…
そして立っている貴方からは胸元が見えるほど広く開いたシャツを着ている。以前より膨らんで出来た谷間と白っぽい下着?が見える…
この子は…どこか無防備なのだ。
中学生になっても、こんな姿をほぼ毎回見せている。何の恥ずかし気もなく。
体だけは時間と共に成長し、貴方を困惑させていた…
小学生時代からどこか変わった雰囲気はあった。
しかし、時が流れた今でも変わらないそれ…
恐らく、この子は何か特異な性質をしているのかもしれない…
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