「最初からこの距離だと、ちょっと離れちゃうかも…。佐藤さんのキャラをある程度理解してからなら大丈夫かも知れませんけど」
あくまで自分に似たタイプの女性への対応と思い僅かに首を傾げて考えながら言葉を口にしてからグラスを口に運び。
「ホントですか?佐藤さん、ポロッと言っちゃいそうですし、気をつけて下さいね?」
アルコールもあり緊張が解けたのかグラスをテーブルに置くと楽しげに笑うと身体に合わせて胸も僅かに揺れ。
「んっ…だ、ダメ…ですよ…ボディ、タッチなら…腕…はもう触れてるから…えと…手とか触れる、位じゃないと…」
胸を指で軽く突かれ思わず漏れそうになる声を押さえて相手の指から逃げようとするが、いつも隅の壁際に座っている事もあり逃げられず。チラッと周りに視線を向けるが店内のメンバーはこちらを全く気にしていない様子で盛り上がり、何度か指で胸を突かれる内にもどかしいような感覚が湧き上がり、それを誤魔化すようにグラスの残りを一気に飲み干し。
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