速水が逃げる様に体育教員室を出て行くと、一輝達は急いで澪の元に駆け寄る。
一輝「澪ちゃん、大丈夫?
速水に酷い事されてない?」
リューヤ「遅くなってごめん。
俺達必死に探したんだけど……。」
ケンジ「取り敢えず……元気そうで良かった。」
澪に言われて回れ右する3人組。
そのまま澪を駅まで送ってからその日は別れる。
そして深夜、一輝の自宅………
一輝(澪ちゃん、ホント無事で良かった。
でも……あの時速水にナニされてたんだろ。
ボク達が駆け付けた時は、ホント危機一髪って感じだったけど……。
もしボクらが来るのがもう少し遅かったら、澪ちゃんは……。)
一輝が悶々として眠れない夜を過ごしている時、いきなりスマホにLINEの着信音が鳴る。
一輝(澪ちゃんからだ。
日曜日の13時……。
聞きたい事と話したい事……。
もしかしたら……ボク達3人にとって夢の様なこの澪ちゃんとの関係に……決着をつける時が来るのかも知れない。)
そして日曜日。
ピンポーン
一輝達は3人揃って、澪の自宅のインターフォンを鳴らす。
【こちらこそよろしくお願いします。
澪ちゃんからどんな話が聞けるのか楽しみです。】
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