速水「やっ……これは違うんだ。」
速水が慌てて膝上まで下ろしたズボンを上げようとしている隙を突いて、澪が速水を振り切り一輝の大きな背中に隠れる。
一輝「速水先生、アンタこんな所で一体ナニやってんだよ。」
粗末なちんぽを曝け出して慌ててズボンを上げる速水の姿を、ケンジがすかさずスマホで撮影する。
速水「いや、だから……おい田中、お前何撮ってんだよ。」
速水がケンジからスマホを奪おうと詰め寄ると、一輝がそれを阻止しようと2人の間に割って入る。
速水「高山、お前邪魔なんだよ。」
ガスッ
速水に顔を殴られて、一輝は壁に吹き飛ばされる。
速水(し、しまった。
勢いでつい……やっちまった。)
リューヤ「てめー、何やってんだ。
3対1でもやるってんなら、トコトンやってやるぞ。
(ホントは怖いけど。) 」
ケンジ「あーあ、先生やっちゃいましたね。
密室で自分の教え子にエッチな事しようとしてたのはまだ合意の上だと言い逃れするつもりかも知れませんが、先生が一輝に暴行を加えた姿はしっかりスマホで撮影しましたからね、言い逃れ出来ませんよ。
訴える先も教育委員会ではなく、暴行傷害罪で警察に訴えます。」
3対1な状況の上決定的証拠まで撮られていては流石に分が悪いと判断したのか、それまで暴力で押さえ付けようとしていた速水の態度が180度変わる。
速水「まあ待てよ。
お前らだって喜多川を抱きたいんだろう?
俺は喜多川の弱味を握ってるから、コイツはもう俺様の言いなりだ。
なんなら俺が犯した後、お前らにも喜多川を抱かせてやっても良いんだぞ。
だから……。」
速水の発言に一輝達3人がキレる。
一輝「ふざけるな。
俺達はなー、澪ちゃんが嫌がる様な事は絶対しないんだよ。(たぶんしてないよね。)
俺を殴った事は許せても、澪ちゃんを苦しめる事は絶対に許さねー。」
リューヤ「やっぱコイツ許せねー。
さっさと警察呼ぼうぜ。」
警察沙汰にされると聞いて速水の顔が蒼ざめる。
速水「ま、待ってくれ。
な、何でもする。
お前達が望む事なら何でも。
だから警察は勘弁してくれ。」
一輝「もう2度と俺達の前に顔を見せるな。
今度また澪ちゃんを脅迫したりしたら……分かってるな?」
ケンジ「俺達が証拠の動画を押さえてるって事をお忘れなく。」
こうして一輝達は、無事澪を速水の魔の手から助け出す事に成功する。
※元投稿はこちら >>