私と彩音さんをスイーツバイキングに行かせた山本。
程よく、二人を足止めしようと画策した。
その頃、誠司さんと山本の二人は◯◯商事で商談をしていた。
一方、スイーツバイキングを食べながら、私達二人は話し始めた。
彩音
「響子先輩、あの男はどういう男なんですか?」
響子
「悪いことは言わないから、あの人に関わることだけはしてはダメよ
訳を聞かずに、手を引いて・・・」
私は先輩として忠告した。
彩音さん
「でもそれじゃ響子先輩が・・・」
私を心配してくれた。
響子
「私ならいいの・・・あの二人が帰って来る前に行きなさい・・・」
彩音さんにホテルを移るように言った。
そして、彩音さんは言われる通りにホテルを移り逃げたが、山本のことが
気になり特捜のデータベースにアクセスし、響子先輩に関わる事件として
調べてみると、山本がレイプ犯で響子先輩がレイプされかけた人物だと知った。
その頃、商談を終えた二人がホテルに帰ってきた。
誠司
「あれ?君の後輩くんはどうしたの?」
響子
「用事があるからって、帰ったわ」
山本
(響子め、逃がしたな!後でお仕置きだな)
「そうなの・・・じゃあ、仕方ないな」
私は、山本の睨み付ける目で、私が責めを受けなければ
ならないと感じた。
ただ、彩音さんが素直に手を引いてくれれば良いんだけど
それだけが気掛かりだった。
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