夕方解放された響子さん。誠司さんが帰ってくるより先に帰り夕飯の支度をしていた。そして何事もなかったように誠司さんの帰宅を出迎え二人の夜を過ごした。
翌日の昼過ぎに響子さんの自宅のインターフォンがなった。響子さんはいつものように山本晃が来たと思い玄関の扉を開けるとそこには元同僚の北川梓刑事が立っていた。
北川「こんにちは。斉藤響子さん。少しお話があるのだけど。よろしいですか?」
と言って響子さんにリビングに案内されると
北川「先日。◯◯駅で私の追っている痴漢集団が監視カメラに写っていたの。そしてその映像を解析した結果驚くことに貴女が一緒に写っていたんだけどどういうことか話を聞きたくて来たの。」
と先日の痴漢集団に電車でイカされてホテルに連れて行かれた時のことを聞いてきた。
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