「とても17才に見えないんだよな。近くにいるだけでどうにかなりそうな艶っぽさがあるし。」
「俺達も一緒に行ってもいいかな?真奈美ちゃんに会うために来たんだから目的地は一緒でしょ?」
「そうそう、浮き輪は俺達が持つからさ。どこで待ち合わせてるの?」
ひとみが両腕に抱えていた浮き輪を男たちが受け取ると、左右に陣取って真奈美との待ち合わせ場所を聞く。
真奈美と会いたいと言っておきながら、ひとみの身体をみて水着の前を膨らませている三人組。…少しだけひとみの魅力に傾きつつあるのを感じると、もう少し一緒にいればとも思ってしまう。
「浮き輪ってことは流れるプールで使うんだろうけど、どのあたりで真奈美ちゃんはまっているのかな?…もし流れてるんだったら、俺達もプールに入ったほうが合流しやすいんだけどな。」
まさか最初の位置すら覚えていないのに浮き輪を探しに来ているとは思ってもいないから、流れるプールだろうと予想して待ち合わせ場所を確認する男たち。…次案として自分たちも流れれば合流できるかもと提案してみる。
※元投稿はこちら >>