「さすがに個人的にファンを集めて撮影会ってなるとNGだよ。…事務所としても守ってあげられなくなっちゃうし、商品としてのひとみちゃんの価値が、知らないうちに変わっちゃったら困るでしょ?
ひとみちゃんがちょっと意識を変えただけで、いきなりあれだけの視線を集めちゃうんだし興奮させちゃってるのもわかったでしょ?…個人的にあったら襲われちゃうかもしれないからね。」
急にファンが目の前に現れたことによって、嬉しさのあまり手順をすっ飛ばして距離を詰めようとしているひとみを注意する真奈美。
「あのおじさんを含めてファンになってくれた人たちをもっと喜ばせたいっていうのはわかるんだけど、撮影会とかは社長に相談してみるしかないかな。…私も何回か感謝祭とかやったこともあるしね。」
そう言いながら後ろをちょっと振り返ってみれば、ファンのおじさんも含めてお好み焼き屋で見た男が何人かついてきていた。…平時であれば嫌悪が浮かぶ状況だが、自分の身体で男たちを興奮させる快感に酔いつつあるひとみにとっては嬉しさのほうが勝っていた。
「それでもファンのおじさんたちを喜ばせてあげたいんだったら、インスタを使って遠回しに募集して見る?」
そう言ってスマホを前に構えると、ひとみに抱きつき2ショットを自撮りする。…そして手早くインスタにコメントつきでアップすると、その画面をひとみに見せてきた。
『今、大阪にいるよ。
お仕事は明日だから、これからひとみちゃんと遊んじゃおうかな?
この時期にも遊べるプールってすごくない?』
「撮影会は無理だけど、水着のひとみちゃんは見せてあげられるよ。…社長に渡されて持ってきてるのはグラビア撮影に使ったあれだけど…どうする?」
意地悪な笑みを浮かべながら隣のひとみに問いかける真奈美。…ついてくるおじさんにサービスとばかりに、わざと階段やエスカレーターのある通路を選んで歩いていた。
後ろについて階段を上がっていく二人を見上げれば、スラリと伸びた美脚があらわになっており、ひとみに至っては何も履いていないおしりの肉とチラチラと割れ目が見えていた。
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