ひとみのあとに続いて真奈美や他のグラドル達も歩いてくる。…途中のポールのところでは触って強度を確かめたり、抱きついたり、ポールで体を支えてお尻を突き出したりと思い思いのポーズを取っていた。
「それじゃあバックヤードに戻るよ。」
中田の言葉でバックヤードに戻ると、メイクスタッフも揃っていた。
「それじゃあ全体ミーティングを始めます。ショーの成功は大事だけど、1番は楽しむことだです。
私達は自分の製品の魅力を知っています。モデルさん達も自身の魅力を把握しているでしょう。…それにこちらから価値観を決めつけたりしません。その魅力をステージ上でアピールしてきてください。」
そんな中田の話から説明が始まる。
概要としては次のようなことが説明された。
①各モデルごとにスペースが決められいて、衣装はハンガーラックに番号とともにかけられている。
②スペースには専属のメイクスタッフがついていて、協力して衣装替えをする。(着替え時間は約3分)
③舞台袖に次のモデルの名前のと衣装番号が
表示されていて、緑に点灯したらステージに入る。
④ショーは二部構成となっていて、前半は服飾、水着関連…後半はランジェリー、ナイトライフ関連となっている。
①~③は事務所で教えてもらっていたショーの流れに近いものだったが、④の部分のランジェリー、ナイトライフ関連がひとみが初めて知ったことなので驚いていた。
「それじゃあ、各スペースのハンガーラックの上にネームプレートがついています。最初の衣装に着替えてください。」
中田がそう言って全体ミーティングを閉める。
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