(そうですね。残念、もう少しで逝きそうに見えていたのに、家族と一緒に来ているのは仕方がないけど)
レストランを出て、2人で話ながら歩いていた。
(はい、いよいよ会場に向かうですね。ショーのデビューだから遅刻したら大変、でも、真奈美先輩がいるから大丈夫です。)
準備をすると部屋を出て、エレベーターで1階に降りる。
タクシー乗り場に行くと、昨日乗せてくれたタクシーの運転手だった。
2人を見つけると、外に出てきてわざわざ挨拶をする。
(昨日の運転手さん、同じタクシーなんて、こんな偶然あるんですね。今日はショーがある会場までお願いしますね。)
運転手は2人を見ながら、ドアを開けて親切に対応していた。
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