「おっと、そうやって逃げるのは、万引きの上等手段だよな。」
俺は、さゆみの腕をしっかりと握って離さない。
JKのスベスベノ腕を握っているだけで、ちょっと興奮してついつい鼻息が上がってしまう。
「いいのか?そんなこと言ってこのまま警察に突き出されても。お前高校生だよな。色々まずいんじゃないのか?警察沙汰なんてなったら」
これは俺の常套句。
いくらギャルっぽい格好をしていても、警察沙汰は避けたいのが人間の心理。
それを逆手にとって毎度同じ理由で奥に連れ込むのだが、さゆみはその常套句すらすでに聞いて知っていた。
ドMのさゆみからしてみれば、これはいわゆるお誘いの合図。
「いいな。文句言わずに黙ってついてこい」
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