え…え?
(立ち上がるおじさん。びくっ!と視線が泳ぎ、ぎこちなく周囲を見回します。逃げたい…こわい…でも…からだ…お尻がうごかない…)
あ…うぁ…
(声にならない呻きをあげてしまいます。なぜなら、おじさんはみほの隣の席、席越しに向かい合わせになる所まで大胆に寄ってきたからです。みほが逃げないのをこれ幸い、「撮るからね?」と笑みを浮かべるとテーブルの下にスマホを…)
「混んでるねー、そっか、もうお昼だ」
そ、そうだよ…みほなんて早く着きすぎちゃって…
「そういう時は今きたばっかって合わせるんじゃないの?」
しおりちゃん?ドラマとか漫画みすぎ…
(しおりちゃんは背も高く、その分他の子達よりも発育がひとまわり早い子です。ダッフルコートの上からでもわかる胸の膨らみ、女性という感じのいい感じの膨よかさでスタイルもよくつねに学校で注目の的です。
みほたちは凸凹ですが気が合い、よく遊んでいます。今日もこうして…
いつもなら冗談が飛び交う他愛のない会話も、今のみほには頭に入りません。しおりちゃんの意識が外れる度にとなりのテーブルを気にしています。
またもや頭の中はぐちゃぐちゃに…あの店行きたい、これがしたい…しおりちゃんは楽しそうに話していますが、みほの耳には膜の外から声が聞こえるみたいになっています。)
「みほ、みほ!きいてる?」
あ…ぁあうん…聞いてるよ?ち、ちょっと熱くない?ここ…
「日向だからかな?でもそんなに熱くはないよ?
そんなに暑いなら上着脱ぎなよ?」
あ、うん…そだね…
(上着を脱ぐと、お気に入りの地雷系のファッションに身を包んだみほが現れます。みほは下を気にしつつパーカーを背もたれにかけ、なにかに取り憑かれたようにゆっくりと身体を戻しつつ、椅子とスカートの間に太腿を見せるようにして座り直しました。)
〈な…なに…いま…おなか…キュンってした…〉
【イメしない時も何回も読み直しちゃいますからね…
それで次の流れを妄想したりして、みほちゃんじゃないけどお腹きゅんきゅんさせちゃうんです…
大輔さん、すっごく丁寧に進めてくれてて、妄想が捗って嬉しいっ】
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