【見えるような配置への配慮、ありがとうございます。
見られてなければ…意味…ないですもんね?最高です。】
「はぁ…はぁ…はぁ…。うっ…、ふふっ…。」
何度目かの射精を終えた時、ハッと我に返れば自然と笑みがこぼれた。
盗み見ていたはずなのに、この見せつけられたような感覚になり、
-まったく…、どっちが弄ばれてるのか、わかったもんじゃないな…。-
ずっとスマホを握っていた右手は少し痺れていた。
少女たちが、形容しがたい雌と雌が求め合う様から落ち着きを取り戻したかのように衣服を整え始める様子を見ると、撮影もほどほどにスマホはジャケットの胸元へしまう。
対照的に、モノを握りしめたままひたすらに竿を扱いていた欲に塗れた左手。
当然何か拭うものもなく、行き場をなくしてしまうが、観念したようにポケットの中から取り出したハンカチで乱暴に拭い、近くのごみ箱に放り捨てる。
時間にすれば十数分程度の、決して長いとは言えない時間。
そんな中で複数回も射精…、欲を吐き出したことなど、ここ数年あっただろうか…。
それほどまでに、目の前の…基、スマホの画面を通して眺めていた少女たちの光景に圧倒と興奮を感じたのは言うまでもない。
さすがにだらりと垂れ下がるものを、そのままトランクスの中にしまい込むと急いでズボンのジッパーを上げて、身なりを整える。
すっと、踵を返そうとしたときにふと目に飛び込んだのは、みほが脱ぎ捨てたニーソックス。
二人が多目的トイレを後にするのを隠れてやり過ごせば、ゆっくりとその中へ入っていく。
数分…いや、数十秒前まで少女たちが、誰にも言えない秘密を共有していた場所。
当然、ただのお手洗い…、しかし男が入った瞬間のその空気は、よく知る手洗い場のそれではなかった。
自身でもびっくりする行動を取ることは、稀にある。
その時もそうだった…、おもむろに多目的トイレの錠を落とすと、両手を広げ…肺を満たすようにその場の空気を取り込んでいく。
「はぁ…、君たちはほんと…凄いな…。」
再び零れる笑み。
本当に自分が、少女たちを壊しているのか…?
放っておいても壊れていただろう少女たちに、きっかけを与えただけなのでは…?
不思議な感覚を感じていた。
そして、二人のいない多目的トイレに残った理由の一つ…が、洗面台の下のごみ箱から一部が顔をのぞかせ、引っかかっている。
ゆっくりとそのごみ箱を開けると、幸か不幸かニーソックス以外にごみはなく、余計な不純物はなかった。
そっと手に取れば…、薄い生地の一部に染み…しばし冷たい空気にさらされ、指先をひやりとさせてくれる。
男はそのまま、便座の上に腰を掛けた。
汗ではない、変態的な欲求に晒された証拠がジワリと滲むにソックス、そして、足元にはみほが自ら脱ぎ捨てた下着の入った紙袋…。
まるでみほの全てが手に入ったかのような気分…。
もっとも、まだ、こころはしおりの中にあるのだろうが…。
二人の心を掌握し…、壊す…いや、解体する…。
本当に、そんなことが可能なのだろうか…。
「くっ…ふっ…はぁ…。ん…ふぅ…。」
そんなことを考えていたはずが、気づけば手に握っているのはみほが脱ぎ捨てた下着…、シミ付きのその下着を口元にあてがい、むさぼるように舐めまわす。
じんわり感じる、乾ききっていない水気が、生々しさを感じさせてくれる。
出し切り、萎えたはずのモノが再び、固さを取り戻せば露出させる。
先ほどのように、股間だけを申し訳程度に晒す必要はもうなかった。
下半身を全てさらけ出し、ゆっくりと立ち上がる。
洗面台の鏡の前に立ち、立てかけたスマートフォンを再生させると、先ほどまでの情事が…再生される。
外に漏れない程度に音を響かせれば蘇る光景、その場所で…、数分前の光景を重ね…扱いた。
「は…は…は…くぅぅぅ…。」
ぐっと腰が震え、無意識に股間を突き動かす。
ドロッとした液体が、ニーソックス…ちょうどシミが滲んだあたりに垂れ滴る。
大事なみほのシミを落とし過ぎない程度に、自らの穢れだけを軽く濯いでそれすらも紙袋の中へ…、ゆっくりとその場を後にした。
【今回も…、物凄い内容でしたね…。
時折混じる誤字が、良い意味で貴女の興奮を感じさせてくれるスパイスになっていて、素敵です。
描写の中で、おじさんも考えてましたが…。
壊れていく二人の物語に、たまたま立ち会っただけ…感も若干感じています。
変な意味じゃないですよ…?
ただ、一つのシナリオとして、
手のひらで転がすはずの少女たち…だったのに、誤ったスイッチの入れ方をしてしまったことで、想像の二回り上を行く二人に半ば阿東され気味に翻弄されてしまう…。
そう言う流れも見えてしまったな、と。
よくある、選択肢によって起こるシナリオ分岐のような。
正直、深くは考えていません。
あまり先の事ばかり考えても、ですね。
毎日楽しいは、私も同じですね。
そして内容と同じくらい【】でのお話も好きです。
生々しい貴女の興奮も一緒に触れられますから。】
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