【よかったです。
試行錯誤した内容に、刺さってくださっているような返しをいただけると、やはりこちらも励みになりますので。
仰るように、1日完結の簡単な話ではないと思います。
というか、我々でボリューミーにしちゃった…んですけどね(笑)
作戦会議を挟もうか…と思ったのですが、ちょっと返事が遅くなっちゃった上に、それが作戦会議なのも申し訳ないので、いったん提案的に描いてみます。】
想いもよらない展開が、人気のない一角で行われていた。
盗み見る形で少女たち…主にみほの動向を眺めていたわけだが、途中からしおりの反応や触れる体に集中してしまったのか、周囲への警戒がおろそかになっているのを感じれば堂々とその様子を眺めることにする。
手紙の内容に影響されたのか…、それとも少しでもみほの奥にある感情…視姦によって揺さぶられた時の本能的な感情に従った結果か、コートの中へと手が進む。
赤らめていくみほの頬、そして時折震えるしおりの身体。
体調を気遣ってかけたはずのコートが、結果的に都合の良い目隠しへと変貌している。
微かに聞こえるのは、みほではなく、しおりの声。
はっきりとは見えないが、コートの下で展開される光景は容易に想像ができ、その甘ったるい喘ぎをもらすしおりに、男も興奮の色が隠せなくなっていく。
ぐっと跳ねるように大きく身体が震えたかと思えば、すっと引き抜かれるみほの手。
ただでさえ驚きの展開だったが…なんとみほはその指先をそっと口に含む…前に、舌を這わせた。
何かが付着したことを理解した上での舌先…、その指先がいた場所は容易に想像がついた。
-へぇ…、みほちゃん…。そうなっちゃうんだ…。
あんなにつらくて…頑張ったのにね…しおりちゃん…浮かばれないなぁ…。-
一部虚実が含まれているとはいえ、大凡の動きの理由になったのは間違いなくあの手紙。
ここまで想像を超えてくれるとは…、にやけが止まらない。
-美味しいかい…?大好きな彼女の味は…?
どんな気分だい…?自分を必死に守ってくれた王子様を…自分で辱めた気分は…。-
そして、少しの冷静さの中で濡れたしおりの秘部をケアするために何か拭くものを…と、荷物を確認しているときに…再会…。
視線と視線が絡み…数時間程度のインターバルを挟んで、お互いを再認識する瞬間が訪れる。
震えるみほ、動揺のあまりはらりと落ちる手紙…、その中身を見て再び大きく驚きを見せた。
その顔を見て改めて口元が緩む男、そしてさらに驚きことに、男の手にはスマートフォン…、あの時のようにそのカメラレンズはみほ…たちに向けられていた。
-気づいたかな…?スマホを向けたのは数分前だが…、何時から向けていたかなんてきっとわからないよね…。さぁ、どうする…?みほちゃん。-
ゆっくりと男はみほへと近づいていく。
膝の上に、下着を着けていないしおりを抱え、それどころか自分の指がその体を弄ったせいでコートが捲れればどうなっているかみほにもはっきりとわからない。
動けない理由をはっきりと理解しながら、数歩の距離まで詰め寄れば…。
「お話しするのは…、初めてになるのかな…?みほちゃん。
大丈夫…。怖がらなくてもいいよ…、君が動けないことはわかってるから。
しおりちゃん…起こせないもんね…?
それにこのコート捲ったら今…しおりちゃんが大変なことになってる…、違うかな…?」
図星を突かれ、震えるしかできないみほ…。
しかし視線は外させない…、しっかりとこちらを見つめさせながら。
「だよね…?その指が…。知ってるよね…?」
男は笑いながら、先ほど口に含んだみほの指先に顎を向け…羞恥をかき乱すように言葉をかけた。
ゆっくりとみほの隣の腰を下ろすと、
「よく寝ているな…あれだけのことをしたんだ…。無理もない。
君…愛されているんだね…この子に…、本当に素敵な子だ…。
だからってわけじゃないが、君たちに少し興味がわいてね…。
しおりちゃんのお願いは聞くことにしたよ、みほには絶対に手を出さないで…。
って約束をね…守ろうと思う。今日は。」
意地悪く男は、最後の言葉を口にした。
卑劣な男…、元々約束など守る気もなかった…しかし、少女たちの精神状態を考えれば、一度フラットに戻すのも面白い、そう考えたのだ。
勢いのままに犯すのも、壊すのも良い。
しかし、間で精神を落ち着かせる時間を与え、次は壊すのではなく、分解…そして再構築を考える歪んだ…快感。
再起不能に陥らせるだけではなく、長く楽しむための行動の変化。
より、男の欲望が濃く、黒く…渦巻いていく。
「これ…を、君に渡しておこう。
必ず帰ってから…あるいは一人の時に見なさい。
内容をしおりちゃんに話すな、とは言わない…しかし、よく考えることだ。
そしてこれは、しおりちゃん用。
これは、見ないことをお勧めする…、彼女の気持ちを無駄にしたくないなら…ね。
それじゃ、しおりちゃんが目覚める前に行くとしようか。
今日、この後は君たちには手を出さない…でも、見てるからね…?時に君は…みほちゃん。」
牽制するような言葉をかけ、男は立ち上がるとしおり用、と言って二つ折りの紙をコートのポケットに、みほにはみほへの手紙を手にしっかりと握らせると、ぽんとみほの頭を撫で、にやりと笑みを浮かべて去っていった。
(みほちゃん…。
どうだった…?
意識のない、…しおりちゃんの、彼女の身体を…一方的に、弄った感想は…。
しおりちゃんが君の為に…、どんな思いをしたのか…。
その指先で…少しは理解できたかな…。
柔らかかっただろ…?
温かかったよね…?
それとも…どんな感触だった…?
これを読んで…、もう一度…思い出してみてよ…。
その指先にまとわりついた…しおりちゃんのえっちな汁…。
君を守るために、流しちゃったその汁は…どうして流れたんだろうね…。
どうして溢れたんだろうねぇ…。
今の君なら…、もしかしたら想像できるんじゃないかな…?
考えてる…?自分が同じことになったら、どうなっちゃうのか…。
知りたくなった…?視線で感じた気持ちの正体が何なのか…。
知りたいかい…?
それとも、しおりちゃんに相談するかい…?
止めるだろうね…、止められたら知らないままだ、良いのかい?
そして、彼女ならまた…また君を守るために無茶をするはずだ、良いのかい…?
一番最後に、おじさんのSNSのIDを書いている。
連絡しておいで…?いつでもいい…。
ちゃんと自分で知るために…。
次は、君が、みほちゃんがしおりちゃんを守るんだ…。)
要所で、みほの内に秘める欲求にアプローチするような文言を交えながらも、最後はしおりを守るために次はお前が犠牲になれ…というかのような文面で締めている。
しおりが自らへの手紙に気づくのは…、まだ少し先の事…。
【私もかなり時間がかかってしまいました。
良くも悪くも…いや、概ね悪い方に二人して足を踏み出してしまっている二人の絡みがたまりませんね。
想いの強さが裏目裏目に出てしまい、身も心もぼろぼろのしおりちゃん。
真実虚実の両面から揺らされ、親友の気持ちを少しずれた角度で知ってしまうみほちゃん。
弱みに付け込み、その日で終わらない前提での書き進めになりますが…。
本来、作戦会議を挟みたかった内容ではありますので、この前提はなしにしていただいてもかまいません。
貴女からのレスの内容的には、私の返事がなくても、しおりちゃんの目覚めから、二人での絡みへ発展させることはできなくはないと思うので、どちらの路線で行くかはいったんバトンを渡しちゃいました。
なんでしょう…。
少し目指す物、みたいなのが見えてきた気がします。
壊れていくみほ、しおり…、それを楽しむ中年の心理や行動を通して、
如何に貴女の心を揺らし、下着を濡らせるか…。
コンセプトですね…。
どこかで、みほちゃん、あるいはしおりちゃんが一人の時の描写もあるでしょう…。
その時に、誰かのそれをそのまま描くようなシーン…、番外編…楽しみにしていますね。
また、別の提案等あればぜひ相談を。
今後の流れは多岐にわたりそうです。
内容というか、背景的な意味で。】
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