(みほの太ももの上で深く眠るしおり。顔にかかる髪をどけてあげ、その髪を撫でるみほ。優しく優しく…ボロボロになったしおりを愛おしむように優しく…)
〈ねぇ、しおり?みほが知らない間に…なにがあったの?あのトイレで…気持ちを貰ってから、しおりは変だった。わざとみほを遠ざけるようにして…
…遠ざける?何から?何のために?〉
…まって?…やだ…うそ…うそでしょ?
(バラバラだったピースが組み立てられていくように、みほは一連の事を理解し始めます。
熱にうなされる様にこの足の奥を晒そうとした事。
怖くておかしくなりそうだったみほを、しおりが優しく支えてくれた事。
みほを落ち着かせ元気にする為に、勇気を振り絞って気持ちを伝えてくれ、約束の印までくれた事。
みほを誰かの視線から隠すようにずっと離れずにそばにいてくれた…そして…)
っ!
(みほは、はっとしてしおりのあしもとを見ます。やっぱり…勘違いなんかじゃなかった。スカートは短くしてたんだ…じゃあ…なくなった下着は…もしかしたら…
そんな事を考えながら、みほは今一度しおりのカバンの中を調べます。あるはずはないと知りながらコートのポケットをすべて…そして…
息を飲みながらスカートに手を伸ばします。
…願っていた下着はなく、かわりに触れたのは一通の手紙。ドクン!心臓が握りつぶされるような悪寒…恐る恐る手紙を開き、中を読むと…)
…うそ…うそ…
それじゃあ…しおりは…みほのかわりに?
あのまま…頭溶かされて、見せてたら…もっと酷いことされてたの?しおりはそれを知ってた?いつ?
(『ピンクと青色、どっちがいい』…混乱し始める頭の中で整理すると、この言葉がなにか引っかかっていたのを思い出します。さっき2人で見せ合った…みほは…ピンク……しおりは……綺麗な…青…)
…ひどい…こんな…こんな事って…
あのおじさん…あくまで…みほだけを狙って…
はぁ…はぁ…それを知って…守り始めた…んっ…く…
しおりが…はぁはぁ…しおりが邪魔だから…
辱めて…壊して…ぁぅ…ぅ…んはぁ…はぁ…
(あの時の気持ち、情景がフラッシュバックします。息が荒くなり、肩が震えます。吐息に熱を浴び始め、視線の焦点が合わなくなり始め…)
!どこ?今どこにいるの?
まだ…まだ見られてるの?みほのこと…見てるの?
(そう意識し始めると、周りの視線が全て自分に向けられているように感じ、みほは再び揺れ始めます。
しおりがいなければ、容易に接近を許しているのに気づかず、いつのまにかおじさんはみほたちのいる通りの角で不安げにメイン通りを見つめるみほを見張れる位置にまで接近されてしまっていました。)
「んん…うぅん…」
(そんな時、しおりが寝返りを打ちます。身を屈めるように横になります。肩をすくめた際、ニットの隙間から覗くのはしおりの豊満な胸。寄せるような体勢のため、その大きさが際立ちます。
みほはまたコートをかけてあげようとしおりの胸元に目を奪われると…不自然に全体が赤いのに気付きます)
…なに、これ…
しおり、ごめんね…
っ!…ひどい…ひどいよ…こんなのって…
(ニットの首回りを少し広げると、左胸に約束の印が。そしてその上からさらに擦った跡が…
みほは察してきました。そしてこれを自分がされていたのしたら…)
あぁ…あぁぁぁ…しおり…しおりぃ…
ごめんね?ごめんねごめんね?
(しおりという守り手を失い、みほはここに来て全てを理解し始めたばかりに、脆くも揺れ始めてしまいます…)
【手紙、書く時間はともかく、仕込むのはしおりちゃんが1人寝かされている時にこっそり忍び寄り…といく時間はあったからいいんじゃないでしょうか?
みほちゃん…少しずつ崩れ始めます。しばらくは視線に怯えて、しおりちゃんのように見られたら…とまたおかしくさせられ始め…
起きてきたしおりちゃんにはやはり生気はなく、抜け殻状態…見えないおじさんに揺さぶられて乱されて…
このまま壊されるの?だったら、壊れる前に、空っぽにされたしおりちゃんの中にまたみほを流し込んであげる…と、手を引かれるままについてくるしおりちゃんを、またあのトイレに連れて行きます。
ひとまずこんな流れでしょうか?移動してる時、みほちゃんがよろけちゃう位に追い詰めてください。容赦なく…目を意識しすぎて、無意識に濡らしちゃうくらい…】
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