【いえいえ、ホントにみほちゃんへのアプローチ、どうしようかこちらも悩んでます。しおりちゃんが壊れた後もどんなになるのかがまだ湧き上がってないんですよね?わたしの中から。
とりあえずわかってるのは、ここからしおりちゃんが崩壊の坂を転がっていくことだけ…】
(「それじゃあ、みほもつけてあげるね?………んはっ…上手くついたかな…これでいい?」ニットが頭から抜かれ、手を頭の後ろで組むような感じで、ぐるぐる巻きにされます。逆らったら…抵抗したら…十分に植え付けられた脅迫観念が、しおりを金縛りにかけます。
おじさんは、わざとしおりに見せつけるように舌を伸ばしてゆっくりゆっくりと2人の印に…虚だった瞳孔が急に収縮し、心底嫌そうな顔で眉を顰めて泣きます)
やだ!やだやだやだっ!おねがい!それだけはやめてっ!他の事だったら何だってする!今この場で触られてもいい!だけどそこだけはやだ!やめて!やめてえええっ!
(先程までの無気力から一転、泣き叫び押さえつけられた腕を振り解こうとします。振り回す歌詞。足の付け根からはいく筋にも透明な糸が振り乱され。
少しでも暴れることで触らせないようにするしおりのせめてもの抵抗。ですが…)
『なら、みほちゃんに…』
(びくっ!…動きが止まります。汗をなめとるように、舌は痣のまわりを何周もして…そしてその先は、とうとう刻みつけられた2人だけの印に…)
あ…あああ…ああああああっ!
いやっ!いやああああああああああっ!
(しおりの心の中のみほ。笑いかけてくれて、同じ想いになってくれて…告白はまだだけど…もう答えはもらった…しおりの中でのみほが、木っ端微塵に砕け散ります。祈るように天を見上げたままガクガクと震え、最後の希望の光もなくなった瞳…
身体中の筋肉が弛緩して、一気にその場に崩れ落ちます。そして引き付けを起こしたように嗚咽を漏らして小さく泣きます)
ひくっ…ひっ…ひぅ…
みほが…あたしのみほが…なくなっちゃった…
みほ…みほぉ…
(壁にもたれかかりどこか遠くを見ながら弱々しく泣きながら笑うしおり。頬に張り付いた髪が涙に濡れます)
ねぇ…どうしよう?
あたし…みほを愛しちゃダメになっちゃったよ?
あのこのとなりに…もう…戻れないよ?
…ねえ…
(壊れた…これほど適切な表現は他になく、先ほどまでの凛とした雰囲気のしおりの影は消えてからなくなってしまいました。あるのは抜け殻…心の内、身体、そして愛の証…全てを奪われてしまったのです)
【ちょっと思いついたのですが、壊されたしおりちゃんはみほちゃんの元に戻ります。当然その変わりようはみほちゃんにも分かるわけで、そこではじめて2人とも狙われていた事に気付きます。
ピンクと青の会話の意味、しおりの緊張の訳…
あれで終わりじゃなかったんだ…もともとの狙いは…みほ?しおりちゃんの「守るよ」はこういう…
怒り以上に蘇るのはあの時の恐怖、朦朧とした意識…そしてそこから、おじさんの真のアプローチは始まります…
みたいなの。
その中で、みほちゃんはもっと前から狙われていたという線を浮上させてもいいですよね?もともとみほちゃん単体で堕とす計画が、しおりちゃんの存在が決行を一気に早めるいいカンフルになった。しおりちゃんが壊れる様の動画を近くで見せられて、だんだんと弱く脆くなっていく…そんなイメージが少し湧きました。大輔さんのイメージはどんな感じかなぁ…】
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