【しおりちゃんは、本当に貴女を投影しているのですね…。
私の方が圧倒されてしまいました…。
しおりちゃんに…自分を犠牲にして…みほちゃんが守れたんだ…。
あと数回のレスで…壊れた思考回路に認識させる…。
そこからのみほちゃんへのアプローチ…。
本当に…壊れてしまいますね…。
壊れた少女と…男の距離感…関係性…。
どうなっていくかも考えないと…、堪りませんね…。】
喉に引っかかっていたものがすっと取れたかのように、想いの丈が溢れ出すしおり。
その雰囲気に…圧倒されそうになりながら。
-ここまでの想いを抱いていたとはね…。
普通じゃないんだ…、この子のみほちゃんへの気持ちは…。
友情なんかじゃない…、愛情…いや違う…。
みほちゃんは…本当にこの子全て…。-
一度口を開けば…止め処なく溢れ出す想い。
その言葉の中で…、一瞬姿を消したお手洗いでの出来事が、少しずつ想像できていく。
「偉いなぁ…しおりちゃん…。
そんなにみほちゃんのことを想っているんだね…。
そして、みほちゃんも、君のことを同じように想ってくれいるんだ…?
素敵なことじゃないか…。
本当の想いを理解してくれる子が、自分を好きになってくれた…。
みほちゃんはしおりちゃんの全て…凄く伝わってくるよ。」
ゆっくりとスカートの中に手を伸ばし、自らの意思で青いショーツに指をかけ…引きずり下ろしていく。
その瞬間も…最初から…スマホの中に閉じ込めていく。
溢れる想いも、その表情も…覚悟の行動も…全てが卑劣で、鬼畜な男のスマホの中に収められていく。
控えめに言って…、みほがこれですくわれたとしても、しおりは救われない。
それほどの衝撃的な光景を…興奮で手を震わせながら盗み撮っていく。
性的な欲求すらも、言葉に露にし…、ショーツを広げ…シミを晒すしおり。
浮かべた笑みは…妖艶…いや、むしろどこか吹っ切れたような…。
全てを露にして…吹っ切れたような笑み…。
止まらない柔らかい唇が紡ぐ言葉は、みほの身体…への興味とシフトし。
死んでもいい…そんな言葉さえ飛び出るほど…。
つーっと垂れ下がる本能は先走るように、床へと滴り…股間からは糸が垂れたように。
「違うよ、しおりちゃん…。
君だったから…みほちゃんは…みほちゃんだったんだ…。
今、のしおりちゃんが…しおりちゃんなのも…、みほちゃんが…あのままのみほちゃんだったから…そうだろう…?」
救いさえ求めるような言葉を投げかけられれば…、もっともらしい言葉で返す。
事実…そうだと思った…。
しおりがしおりであり、みほがみほであったからこそ、二人は二人で居られたのだと…。
そしてこう続けた…。
「だから…彼女は、君が守ってあげなきゃだめだ…。
おじさん以上にわかっているはずだ…、
彼女は脆い…、健気で…無邪気で…純真だ…でも、だからこそ脆い。
君が救ってあげなきゃ…守ってあげなきゃ…。
余計な男の手に…染まってしまわないように…、堕ちてしまわないように。
そしてそれが今…。
君が裸になれば…、心と…身体を…裸にすれば…さらけ出せば、
彼女は、救われるかもしれない…、いや、救うために…。
君は犠牲になろうとしてるんじゃないのか…?」
そっと、肩に触れ…、光を失いかけた澱んだ少女の瞳の奥に語り掛けるように…、見つめる。
「しおりが…脱ぐから…みほは、君が好きなままでいられるんだ。
さぁ…まだ残っているものを…脱ぎなさい…。
みほちゃんに…全部見せてあげよう…。
見てほしいだろ…?君の全部を…。ねぇ、しおりちゃん。」
頬を伝う涙をそっと指の背で拭うと…、口に含めば…。
複雑な少女の気持ちを体現するように、少ししょっぱい味が…口内に広がる。
-この子ももう限界…。
あとは、みほちゃん…君で…どう楽しむか…だね…。-
【みほちゃんは…貴女にとってはどういう女の子でいて欲しいのか…。
最終的には…そこかもしれませんね。
私のアプローチありきで…、みほちゃんは実はそう言う女の子だった…となるのが、物語としては楽しいのかもしれませんね…。
何か感じた…、でもそれは何なのか…、そこが重要ですね。
問題は、一度返したとして、しおりちゃんを回避しながらみほちゃんにアプローチする手段をどう構築するか…。
あるいは…、必死に守っていたはずのみほちゃんは…もう…。
いつからだろう…、しおりちゃんはともかく…、みほちゃんも今日が初見だったと勘違いしていたのは…ね。
昂った中恐縮ですが…その興奮を少し冷静にさせてでも、長く紡ぐための相談は…引き続き必要かもしれませんね。】
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